自宅が狭いけど、リモートワークが主流になって、ダイニングテーブルで作業している人も多いのではないでしょうか?
私もその1人で、ダイニングテーブルの一角に荷物をまとめてドーンと置いて、食事時間以外は占領して作業をしていました。
座り慣れた居心地のいい場所ではあるのですが、旦那さんがテレビを見たり、子供が一緒になって散らかしたり、集中力が持続しないんですよね。
ちょっと自分のスペースが欲しいけど、空いてる部屋なんてないし予算もそんなには、という私が色々模索して確保したワークスペースを自慢します!
同じく居場所に困っている人はぜひご参考になさってください。
Contents
自宅が狭くてもワークスペースは確保できる?

私が最終的に落ち着いたのは和室の1畳ほどの隅っこでした。
狭いと言えば狭いですが、体を動かすわけではないので不自由はありません。
ここに落ち着くまでには、他にこんなところも。
- ベランダ
- キッチン
- デスクなしで部屋の隅っこ
- 子供がいない時間の子供部屋
キッチンは人が出入りするので落ち着かず、ベランダは花粉シーズンが来て一時閉鎖しています。
デスクなしの作業は長時間は無理でしたし、子供部屋は散らかっているのが気になって集中力が続かなかったです。

狭い自宅にワークスペースを確保できるグッズ
とにかく狭いスペースに小さなワークスペースを!と考えているなら最小限の作業場を考えましょう。
小ぶりなノートパソコンだけをデスクに置くとしたら、幅50センチ×奥行き30センチほどあれば事足ります。
最小限の快適なスペースを実現できるグッズをご紹介します。
ディアウォール
ディアウォールは2×4と呼ばれる角材に取り付けて、角材を床と天井に突っ張って固定する器具です。
DIYに抵抗がなければ、ディアウォールで角材を設置し、そこにテーブルになる棚板を取り付けることにより、自分にぴったりの高さのデスクを作ることができます。
角材に棚板をたくさんつければデスク周りのごちゃごちゃも収納できるので、狭い作業スペースを有効に使うことができます。
私はベランダにディアウォールでデスクを作って、雨風に強そうなイームズチェアと合わせました。

素材にこだわらなければ、1万円以下での設置も可能です。
ディアウォールって?という人はこちらの記事をご覧ください。
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つっぱり棚
ディアウォールはちょっとハードルが高い。
と感じたら、ネジなどが不要なこんな便利なものも。
突っ張って取り付ける棚ですが、耐荷重がさほどいらないテーブルの代用ができます。
壁にぴったりくっつけて設置できるので棚の奥行き+椅子の奥行きがあればOK!
幅は45センチ〜80センチまで豊富に揃っていますので、自宅の設置スペースに合わせて検討してください。
こちらもオプションをつければ収納力がアップしますので、PCさえ置ければ作業効率のいいスペースがカスタマイズできます。
折り畳みテーブル
今私が使っているのがこちらの折りたたみテーブルです。
小ぶりなものを選べばキッチンで作業することもできます。
安い割におしゃれで気に入っていますが、買った理由はいろんな用途に転用できるから。
- 来客時ダイニングテーブルに継ぎ足して広く
- ベランダに出してカフェテラス
- キッチンに運んで座って細かい作業
家にひとつあるといざというときに便利ですよ。
イームズチェア
イームズチェアは形が可愛いだけでなく、座った時の「しっくり感」がすごく好きです。
こちらのお店だと、色・素材・脚を色々カスタマイズできて、トータルで320種類の組み合わせにもなるんです。
インテリア好きな私には、もう見てるだけで楽しくて数日決められませんでした。
後で詳しく説明しますが、このお店では脚を好みの高さにカットしてくれるので、自分サイズの高さの椅子が簡単に買えます。
事務椅子
事務椅子のいいところは高さが自由に変えられるところ。
たとえば自分だけでなく家族の他の人も使うスペースなら、高さが変えらえたほうが便利ですよね。
何より「事務椅子」というだけあって長時間座っていても疲れにくい設計がされているのが最大のメリット。
私が今一番欲しいのがこれです。

安い割に高レビューも多く、大手のアイリスプラザなので品質も安心できますね。
事務椅子のデメリットといえば、子供の恰好のおもちゃになってしまうところ。
回ったり、乗って走らせたり、我が家の息子たちがやらかすのが目に見えているので、買うのを渋っているところです。
狭い自宅にワークスペース〜椅子と机の高さのこと

机が低すぎたり、椅子が高すぎたりすると腰痛や猫背の原因にもなりかねません。
せっかく自分で用意するなら自分の身長にあった高さの机と椅子で快適に作業したいですよね。
すでに猫背や肩こりで悩んでいる人は、まず姿勢を矯正してみてはいかがでしょう?

理想の椅子の高さ
椅子の高さは足がしっかりつくものがいいとされています。
ちゃんと地面に着くと力が入るので、お子様の椅子もこの機会にぜひチェックしてみてください。
身長すぐ伸びるから油断はあかん!

私は何も考えずにデザインだけでイームズチェアを買ったので今足元にクッションを敷いて作業しています。
もしもお気に入りの椅子の高さが合わない場合は、足元に何か敷いて足がつくようにすると、集中力もアップしますよ。
理想の机の高さ
机の高さは肘が90度になるくらいとされています。
低いと感じるなら、例えばパソコンの下に何か敷いて高さを出すと応急処置になりますよ。

机が高いと感じるときは、椅子にクッションなどを敷いて高さを出すといいでしょう。
おすすめはこれ!
10㎝厚みがあって高さが出るし、通気性がいいし、何より座り心地がソフトで疲れません。
自動計算ツールでサクッと計算
足がついてひじが90度、って結局何センチのを買えばいいの?
という人はこちらの椅子と机のベストな高さを自動で計算してくれるツールを使ってまずは自分の「ちょうどいいサイズ」を確認しましょう。
身長158センチの私だと机・66センチ/椅子・40センチがベストなようです。
リモートワークでもテンションを保てるグッズ

最後に、なくてもいいけどあったら嬉しいグッズをご紹介します。
ご自身で買うのももちろんお勧めですが、リモートで頑張っている人にプレゼントするのもお勧めですよ。
Bluetoothキーボード
私は普段iPadで作業しているのですが、タブレットだとキーボードがマストアイテムになります。
省スペースなら毎回片付けたいので、折り畳み式のキーボードならスマートですね。
カバーが革製なので、お値段の割に高級感があってテンションが上がります。
今私が使っているのがこのキーボードです。

見た目の可愛さだけでなくボタンのタッチのしやすさも気に入っています。
何よりスロットがついていてiPadスタンドがいらないので、省スペースでコンパクトに作業ができるので本当に便利です。

ネックスピーカー
自宅で仕事をする上で困るのが「音」の問題。
テレビの音や楽しそうに子供がはしゃぐ音が気になって集中できなかったり、リモート会議の音が漏れるのが気になったり、音のものないは案外大きいんですよね。
長時間イヤホンをつけると「イヤホン難聴」にもなりかねません。
ということでネックスピーカーがおすすめです
首にかけても疲れない計量設計なので、イヤホンより断然負担が少ないです。
もちろんリモートワークだけでなく、キッチンやジョギングや映画鑑賞など、いろんなシーンで使えます。
耳を塞ぐわけではないので、家族から話しかけられてもちゃんと気付けるのも大きなメリットですよ。
ハンドマッサージャー
ずっとタイピングをしっぱなしだと手が疲れますよね。
私もこれまでにないほど長時間タイピングし続けているので、思ってもみなかったところがつります。
ちょっとコーヒータイムの休憩中にこんなグッズはいかがでしょうか?
指一本一本を包んでマッサージができるので手の疲れが癒やされます。
温感機能があるので、ネイルにこだわる人はハンドクリームを塗ってビニール手袋つけた状態で温めれば、手がしっとりするので潤った指先にケアすることができますよ。
自宅が狭くてもワークスペースは確保できる?まとめ
既存の事務用デスクをイメージすると自宅にワークスペースを設置するのは広さの観点から諦めてしまいがち。
実は思ったよりも小さいスペースで作業ができるので、1畳くらいのスペースを確保できるならぜひ設置にトライしてみてください。
小型のノートPCでの作業なら50センチ×30センチほどのスペースでOK!
自分に合った高さの机と椅子を用意して、快適なワークスペースを設置してみましょう。