壁紙を張り替えたことありますか?
入居時はほとんどのおうちが白無地の無難な壁紙ですよね。
家具を変えたり、インテリアにこだわるなら、ぜひ取り入れたいのがおしゃれな壁紙!
でも実際に張ってみると、すごく長い壁紙を広い部屋で切ったり、部屋が糊だらけになったり、柄がずれたり、初心者には結構難しい。
10回くらい張ったら上達しそうな気がしますが、普通の主婦が一生で壁紙10回も張り替える機会はまずありません。
上達しなくても、もっと気軽に簡単に壁紙をカッコよくする方法、知りたくないですか?
Contents
マステと壁紙どっちがいい?比較してみた
壁紙の張り方でYouTubeを見て、よしイケる!と根拠のない自信で数年前にトイレの壁紙を張りかえましたが、難しい。
- 幅90㎝×10mがドーンと届き、それを3mくらいずつに切る
- 専用の糊を水で溶かして長ーい壁紙の裏に塗る
- 1枚目はなんとか張れるものの、2枚目からは柄合わせというハードル
私としては実際やってみて楽しかったですし、柄は少しずれても雰囲気がすごく気に入っています。
でもこれ、すごく元気でひまな時じゃないとできないことだと気づきました。
今回おすすめしたい方法はマスキングテープを使って壁に模様を描く方法です。
マスキングテープを使うと難易度はぐんと下がります。
- 使うのはほぼマスキングテープだけでできる
- てのひらサイズなので一人で気軽にチャレンジできる
- 糊が乾く心配がないのでまとまった時間がなくても少しずつ作業できる
- 低コストで施工できる
- 貼り直しもできる
どうでしょうか、ハードル下がってやりたくなってきませんか?
マステを壁に貼る前に~相性チェックしよう

では実際に貼ってみましょう、の前に、壁との相性をチェックしておきましょう。
マスキングテープは100均や有名メーカーなど、いろんな会社が制作していて、粘着力や糊の種類も様々。
壁紙も同じく、素材やメーカーなど、種類がかなり豊富なので、掛け合わせ方によってはすぐ剥がれてしまったり、くっつきすぎて壁紙を傷つけてしまったりします。
使いたいマスキングテープを壁の目立たない所に貼って数日放置してみましょう。
数日で剥がれてくる場合は、壁紙代わりとしては使えません。
そっと剥がした時に壁紙の一部が付いてきたり、壁を傷つけてしまうようなら、後々の現状復帰に苦労するでしょう。
剥がれるやつと糊きついやつは台所用にしてまう。


マステは壁紙を傷つけないわけではないので、剥がす時に傷がつく可能性も加味して自己責任で貼ってください。
マステを壁に!太ストライプ柄
まずは初級編のストライプ柄から。
5㎝幅の無地のマステを縦に等間隔に貼ったのがこちらです。

広い部屋やとなおさらね。


5㎝幅で太めのストライプにしたので歪みにくく、貼る回数も少ないというのも初心者向きです。
写真は脱衣所でアリエルのおうちをイメージして、「みず」という名前の色を使って海の底感を出しました。
この時に貼ったものはすでに廃盤になっているようなので、色違いをご紹介しておきます。
他にもいろんな色がありますので、お部屋のインテリアやイメージに合わせて色を選んで見てください。
マステを壁に!ドット柄

お次はドット柄です。
ストライプよりも手間がかかりますが、テクニックは不要です。
使用したのは同じく5㎝幅のマステとクッキングシートです。


マステをクッキングシートにながーく貼り、紙もろともひたすら丸く切ります。
丸に自信がなければクッキングシートに下書きしてください。

たくさん切れたら後は等間隔に貼っていきます。
定規柄のマステをガイドにしてずれないように貼りましょう。
くどくならないように天井から1m程度まで貼りました。
調べてみたら丸くカットされたマステもありました。
これならば、ひたすら丸く切る手間が省けるのでかなり時短できます。
柄や色は沢山ありますが、青空柄のドット模様なんて素敵なんじゃないでしょうか。
10ピース入りで500円前後、少しコストがかりますので狭い範囲に使いたいですね。
マステを壁に!レンガ柄
つい先日貼ったのがこちら。
レンガの目地の部分をマステで貼っています。



使ったのは6㎜の細いグレーのマスキングテープです。
3巻入りなので1つ買うとかなりたくさん貼れました。
マステを壁から剥がすには?

マステを綺麗に剥がすには、ドライヤーを使います。
ドライヤーでマスキングテープを温めてゆっくり剥がすと、途中でマステがちぎれたり、壁紙が傷ついたりする事態が軽減されます。
ドライヤーで温めれば絶対に傷にならないわけではありませんが、普通に剥がすより温める方が簡単で綺麗に剥がれます。

またマステは劣化しますので、何年も貼りっぱなしにすると剥がす時にダメージが出る確率も上がります。
傷が心配なら定期的な張り替えをお勧めします。
まとめ
マスキングテープは壁紙との相性が大事ですので、面倒でも事前チェックは必ず行ってください。
広い面積にたくさんマステを貼る時は、ガイドを使うと難易度が下がります。
柄によっては一人で貼るのが大変だったり、難しいものもありますので、まずは簡単そうなものを狭い面積に貼って練習してみましょう。
剥がす時はドライヤーで温めて慎重に剥がすと傷がつきにくいですが、傷がつくこともありますのでご注意を。
壁紙よりも安価で短時間で気軽に壁に模様が入れられるので、お部屋のインテリアに合わせてぜひトライしてみてくださいね。