運転免許証の写真って、なぜか毎回ブサイクに映ってしまいませんか?
美人ではないのは自覚していても、ここまでブサイクでしたっけ?と私も毎回のように凹みます。
実は運転免許証の写真って、ブサイクに映る要素がてんこ盛りなんです。
このブサイクに映る要素を知って対処する方法を試すだけで、免許証の写真写りに大きな差が出ます。
5年、もしくは3年の間ことあるごとに証明書として提示することになるので、ぜひ事前準備で失敗のない写真にしましょう!
なぜ運転免許証の写真はブサイクになるの?
運転免許証の写真がブサイクになる理由は、警察や運転免許更新所が写真館ではないからです。
警察としては、運転免許の顔と本人の顔が一致していると判断できればOK!
だから写真は「きれいに撮る」ではなく「顔が分かるように撮る」ことを前提にしているため、本人が思う「いい写真」にはなかなか撮れません。
というのが大きな理由ですが、具体的な3つの理由に分けて、さらに解説します。
運転免許証がブサイクになる理由①背景が変な色だから
運転免許証は顔が分かりやすいように水色の背景が使われます。
水色といってもさわやかでもなく落ち着いた色味でもなく、はっきりした現職に近い水色なので、はっきりした色の服だと浮いてしまいます。
運転免許証の写真は、お気に入りの服ではなく背景を加味した色の服を選ぶ必要があります。
運転免許証がブサイクになる理由②写真のプロではないから
撮影してくれる人は写真家でも写真館の人でもありません。
椅子に案内してシャッターを押すのがお仕事なので「はいちーず」なんて言ってくれません。
えりが曲がっていても髪が乱れていても、注意してくれるとは限りません。
機械的に椅子に座らせてシャッターを押すのがお仕事なので、心の準備ができずブサイクになってしまいます。
運転免許証がブサイクになる理由③緊張するから
写真屋さんではないので、リラックスして撮れるような工夫はしてくれません。
リラックスのために話しかけてくれるなんてことはないですし、混雑具合によっては「早くして」という空気感になることも。
【写真撮影の時の精神状態】
・緊張でこわばる
・早くしないとと焦った表情になる
・待たされすぎて疲れる
・手続きが面倒でイライラする
こんなことが原因で写真写りを気にするメンタルではなくなってしまうため、なんとなくおブスな写真が出来上がってしまいます。
理由が分かったところでどうしたらうまく撮ってもらえるの?
コツは5個あるねん。
ブサイクにならない免許証写真のコツ①すっきり見える服
免許証の写真は胸元までしか映らないため、全体のバランスではなく首元がすっきり見える服を選びましょう。
色は原色の背景と喧嘩しないように、少し黄色味がかった白がすっきりして見えます。
鎖骨を見せることにより、すっきりするだけでなく痩せ見え効果も期待できます。
派手な色や奇抜な模様の服ではなく、できるだけシンプルで無難なシルエットの服を選びましょう。
ブサイクにならない免許証写真のコツ②健康的なナチュラルメイク
女性なら健康的なナチュラルメイクで写真写りをよくすることができます。
【運転免許証の写真を撮るときのおすすめメイク】
・アイメイクは控えめ
…マスカラやアイラインをやりすぎると影になるため
・チークは不自然にならない範囲で
…普段しっかり目にチークを塗る人は、いつもより控えめに
・リップは自然な赤
…血色を良く見せれるような、元の唇の色に近いものを選ぶ
運転免許証の写真室には照明などはなく暗いため、いつも通りのメイクだとブサイクになってしまう可能性があります。
暗いから膝に白いもんおいてレフ版代わりにする技もあるで!
白いハンカチなら持っていきやすいわね。
お化粧で隠しきれない2重アゴや口元のたるみが気になる人は、顔痩せに関するこちらの記事をご覧ください
ブサイクにならない免許証写真のコツ③すっきり見える髪型
胸元より上しか映らない免許証の写真では、すっきりした髪型が一番きれいに見えます。
すっきり見せるために気を付けることが2つあります。
・前髪が長すぎないように気を付ける
・ボリュームを持たせた小顔効果は逆効果になり狩り
可能な限り目元と耳元をはっきり見せてすっきりした印象にしておく方が、免許証の写真においては写りがよくなります。
ブサイクにならない免許証写真のコツ④姿勢を整える
猫背はよくないから、「胸を張って顎を引く」というのがいい姿勢の代名詞とされがちですが、これがオードリーの春日さんのようになってしまう人がいます。
「胸を張って顎を引く」は間違いではないのですが、正しい姿勢をもっと詳しく解説します。
背もたれに背中が当たらないくらいの位置に座ります。
骨盤をまっすぐにして猫背を矯正します。
肩甲骨を中心に軽く寄せることで巻き型を矯正します。
いかり肩にならないように、ほんの少し肩を下げます。
アゴだけを極端に引くと2重アゴになってしまうので自然な角度で。
姿勢を整えたら口を閉じたまま口角を気持ち上げます。
姿勢は普段客観視できないため、数日前からこの姿勢を練習して、可能なら自撮りでチェックしておくと安心ですよね。
ブサイクにならない免許証写真のコツ⑤油断禁物
免許証の写真って、油断したころにシャッターが切られるんですよね。
職員の方は「ハイチーズ」なんて言ってくれません。
今日は「撮りますよ」といわれてから実際にシャッターが下りるまで10秒くらいありました。
準備万端で行ったものの、結局最後に油断してしまい、自分としては100点満点中15点くらいの写真で免許証が仕上がってしまいました。
ひょっとして油断するの待ってますのん?
って思うくらいあかんやつやった。
黒歴史が増えたわね。
「いいですよ」と声をかけられるまで、姿勢を正して自然に口角を上げて待ちましょう。
運転免許証の写真は事前予約で持ち込みができる
ここまでは運転免許証の更新をするときにうまく写真を撮る方法を解説してきましたが、実は写真は事前に撮ったものを使うことができます。
ただし、面倒な決まりがたくさんあります。
・事前に予約の必要がある
・最寄りの警察ではなく運転免許試験場まで出向く必要がある
・施設によっては1日の受付可能枠や受付時間が決まっている
・即日発行ができない
・写真が不適切だった場合はその場で撮影しないと更新できない
自撮りでもOKなようですが、顔がはっきりわかるように条件がたくさんあります。
詳しくは警視庁のホームページに記載されています。
写真に詳しくない人が持ち込みの写真を使うなら、写真屋さんで撮影してもらうのが確実でしょう。
最後に~運転免許証の写真は準備次第で写りが良くなる
運転免許証は写真のプロではない職員が暗い写真室で機械的に撮影するため、写真写りが悪くなる傾向があります。
写りをよくするコツをまとめると以下の通り。
・白いVネックで鎖骨を出す
・化粧はナチュラル、髪は耳と目元を出してすっきり
・姿勢を正して口を閉じたまま口角を上げる
・撮影が終わるまで油断しない
・写真の持ち込みをすると確実
特に最後まで油断しないことが最重要項目となります。
一日気を抜かずに挑むくらいの気持ちで挑みましょう。
コメント