アイシャドウにチークにハイライトに…
気が付けば化粧品がごちゃついてあふれてしまう私は、パレット系の化粧品を詰め替えて一つのコンパクトに詰め替えて使っています。
隙間を作らずに詰め替えればコンパクトに収納できるし、迷子になることもありません。
使いかけで残り少なくなったものや割れてしまったパウダーを最後まで使い切りたい人にもおすすめです。
いろんなタイプの化粧品のいろんな詰め替え方法と、実際に私が詰め替えた作業工程を公開します。
やり方が分からない人はぜひご参考に。
【アイシャドウの詰め替え方】メイクパレットから外す方法
まずは既存のパレットから外すことから始めましょう。
いろんなタイプがあるのでまずはじっくり観察を。
銀色のお皿に入っているアイシャドウの外し方
化粧品は銀色のお皿に入ったものがパレットにはめ込まれているタイプが多いです。
お皿に入ったものをはずすには、まず商品情報などが書かれている裏面のシールをはがして小さな穴がないか確認してください。
底部分に穴がある場合
底に穴がある場合、穴にヘアピンを差し込んで底面から押して外します。
底部分に穴がない場合
底に穴がない場合はパレットの銀色の淵とプラスティックの間にカッターなどを差し込んでテコの原理で外します。
ただしこのやり方だと
- アイシャドウが崩れて粉々になるかもしれない
- 銀のお皿が歪むかもしれない
- ケガしやすい
などのリスクがあるため、「ダメ元で」くらいの気持ちで試すことをおすすめします。
割れたり残り少なくなったアイシャドウの外し方
アイシャドウは落として割れたり、真ん中だけ穴が開いて端っこの残った分が使いにくくなることがあります。
この場合はつまようじなどで崩して中身だけを詰め替えます。
銀色のお皿に入っていないアイシャドウの外し方
銀色のお皿ではなくプラケースに直接中身が詰められているものもあります。
この場合は残り少なくなった時と同じようにつまようじで中身だけほじくり出す方法で詰め替えます。
プラスティックの段差がある場合は外せる場合も
パレットとアイシャドウの間に段差や切り替えがあるときは銀色のお皿の代わりにプラスティックのお皿を使っていることもあります。
この場合は銀色のお皿の外し方同様
- 底面に穴があればヘアピンで押して外す
- 穴がない場合は隙間にカッターナイフを入れてテコの原理で外す
といった外し方をしてください。
ただし段差が単純にデザインで外れない場合もありますのでご注意を!
【アイシャドウの詰め替え方】外したものを詰め替える方法
外せたら次に詰め替えましょう。
詰め替え方はいくつかあるのですが、
- お皿付き
- お皿なしのパウダー
- お皿なしのクリーム
の3つの詰め方を解説します。
汚さんように新聞敷いて作業してな!
銀色のお皿付きのアイシャドウ
お皿付きのアイシャドウは底面の粘着汚れや粉汚れをできるだけきれいにして、両面テープや接着剤などで貼り付けます。
頻繁に動かす予定なら、マグネット式の詰め替えパレットが便利です。
粉末のみ詰め替える方法
粉末を塊にする方法が3つあります。
ハンドプレス
詰め替えたい場所へパウダーを入れて、サランラップ上からぎゅーっと押せば固まるものもあります。
平らにしたい場合は鉛筆やメイクブラシのお尻など、平たいものを使ってラップの上からプレスしてください。
押しただけやから固まるけどすぐ割れるから、持ち運びはおすすめできひん。
ウォータープレス
ハンドプレスだけだとすぐに崩れてしまうため、水で一度湿らせる方法があります。
- 詰め替えたい場所に粉末を入れる
- 水を1~2滴たらしてなじませる
- 4枚重ねでティッシュを当てて上から押し固める
- 水分が飛んだら完了
この方法だと、水分が乾くのに時間がかかり、雑菌が繁殖しやすいと聞いたことがあるので次の方法へ。
エタノールプレス
ウォータープレスだと水分を蒸発させるのが大変なので、水の変わりに無水エタノールを使う方法もあります。
質感が変化してしまうとかしまわんとか…
自己責任でおねしゃす。
クリームを詰め替える方法
粉末ではなくクリーム状の化粧品を詰め替えるときは、詰め替えたい部分へ集めてドライヤーで加熱し、一度ドロドロに溶かすことで表面が平らにになります。
ただし熱を加えることで質感が変わってしまう恐れがあるため、自己責任でお願いします。
粉末をクリームに変える方法
粉末にオイルを加えることで、テクスチャーを変える方法もあります。
- ベビーオイルなどサラサラ系の油ならリキッドっぽく
- ワセリンなどしっとり系ならクリーム状に
お好みでオイルを足してください。
アイシャドウを詰め替えるのにおすすめのパレット
外したお皿や詰め直したものを一つにまとめるには、空のパレットが便利です。
おすすめを3つ紹介します。
シンプルで使いやすい無印良品のパレット
- シンプルでしっかりした作り
- 接着面に凸部があり外しやすい
- 3サイズ展開
持ち歩くならシンプルで使い勝手のいい無印のパレットがおすすめ。
元は無印のリフィルを詰め替えるための商品ですが、他メーカーの化粧品も詰め替えられます。
両面テープがいらない磁気式パレット
- マグネット式
- 海外からの高レビュー多数
- たっぷり収納できるサイズ
海外ではマグネット式が主流で、こちらは海外で人気の詰め替え用パレットです。
しょっちゅうスタメンを変えたい人に人気です。
中身だけ詰め替えたい人にはお皿付きパレット
- クリアケースがおしゃれ
- 中身が見える
- 持ち運びやすいサイズ
残り少なくなったパウダーを中身だけ入れ替えたい人はお皿付きのパレットがおすすめ。
コンパクトなサイズなので厳選したものを持ち歩きたい人や、色の系統ごとにたくさん詰め替えたい人にも。
アイシャドウを詰め替えてコンパクトに収納してみた
ここからは私が実際に詰め替えた手順を紹介します。
使ったものは100均で揃えました。
左から
【ステンレス 薬味・調理3点セット(ダイソー)】
「瓶の角に届くフォルム」をお皿をはずすヘラとして使用
【小物収納7Pケース(キャン★ドゥ)】
外した化粧品類をまとめるのに使用
【超強力アクリルフォーム両面テープ(ダイソー)】
外した化粧品類を貼りつけるのに使用
【クリームケース30g(キャンドゥ)】
フェイスパウダーを詰め替えるのに使用
※2022年4月時点に購入したものです。商品の入れ替わりなどで購入できない場合もあります。
外身も中身も安物ですんません。
プチプラはみんな大好きなんじゃない?
作業①外せるものは外す
まずはこちら、リンメルのショコラスイートアイズ(17)をはずします。
こちらは裏側の穴を押すと中身のお皿が全色ひと固まりで取れました。
続いては、KISS NEW YORK ディアダイアリー・サンセットキス、こちらドン・キホーテで500円で購入しました。
穴がないためパレットの切れ目部分にカッターナイフを入れてそっと押し上げ、ヘラを入れてぐりぐり1周したら取れました。
薄さも大きさも1周り小さくなった、といったところです。
作業②残り少ないものは混ぜて固める
真ん中だけ穴が開いて使いにくくなったものは、似た色を混ぜてエタノールプレスで固めました。
スポイトがないからストローでたらしました。
ストローの先を液に付けて親指で押さえて運ぶあれね。
キャンメイクのジューシーピュアアイズが残り少なかったので、崩してダイソーのURglamを足してエタノールプレスで固めて満タンにしておきました。
粉はしっかり混ざらなくても、塗るタイミングで筆や指で取っているうちに混ざるので大体混ざればOKです。
写真に写っていませんが、仕切り付きのお皿に詰め替えるときは、マスキングテープで詰め替える以外の部分に蓋をしておくとやりやすいですよ。
作業③一か所にまとめる
外したり混ぜて固めたりしたら、今度はパレットにまとめます。
今回私が使ったのは、キャン★ドゥのお薬ケースコーナーで見つけた小物収納ケースです。
中の小さいケースに粉末だけ入れても使えそうですが、今回は外の大きなケースだけ使いました。
まずはアイシャドウが入ったお皿の裏をきれいにしてから、両面テープを貼ります。
プラスティックと金属に使える両面テープを選んでくださいね。
まずは剥離紙をはがさずパズルの要領で配置を決めます。
端から適当に詰めて入らへんくなったら2度手間やからなー。
固定する前ならいくらでも詰め直せるわね。
ちなみにこのケースは端っこまで詰めるとふたがしまらなくなるので注意!
ケースを閉じたときに厚みがある物が向かい合わせにならないようにすると厚みが分散します。
最終的にこんな風に完成しました。
ベースメイク後にこれ1個開ければ大体お化粧が終わる、というズボラアイテムが完成!
ちなみに以前は、色鉛筆のケースを使っていました。
薄くて気に入っていたものの、量があまり入らないので今回お引越ししました。
- コスメがかさばっておく場所がなくて我慢していた
- 使いかけのコスメでかさばっていたけどまとめたら収納に余裕が!
- 詰め替えてみたらもうちょっと入りそう
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韓国コスメ買うなら【COSME Re:MAKE】最後に~パレットは詰め替えて凝縮すれば使いやすい!
アイシャドウなどの化粧品はパレットのデザインが凝ったものもたくさんあってかわいいのですが、忙しい朝にどれにしようか1個ずつ開けるのは面倒…
詰め替えるのは少し手間ですが、一か所に固めてしまえばお化粧が時短になってどの色を選ぶか余裕が出ます。
詰め替えるならお皿ごと外すか、残り少なくなったものは同系色で混ぜてエタノールプレスで満タンにすれば長く使えます。
ぜひ詰め替えてお気に入りのパレットを作ってみてくださいね。
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