SNSやメルカリなど、ネットで使う写真がパッとしない。
そんな時改善したいのが背景です。
部屋の一角を撮影用に、なんてことはできない人に向けて、背景をおしゃれにする代用品を3つご紹介します。
読んだらすぐにマネできる簡単なものばかりですので、、どうぞご覧ください。
写真の背景は代用でOK!①100均で調達する方法
写真の背景にこだわろう!というとなんだか大掛かりで難しそうですが、100均でもそろえることができます。
・背景用シート
・リメイクシート
・画用紙
が使えます。
一つずつ解説します。
背景用シートをA3ファイルにコレクションする
背景用のシート、実は100均に売ってました!
これ買って敷けばきれいな写真が撮れます、おしまい。
というわけにはまいりませんので続けます。
これをA3のファイルボックスに収納しておけば、使いたいときに簡単に取り出せますし、ペラペラめくりながら対象物を置いて色の相性を確認できます。
100均で見つからん時はAmazonで!
100均にはないA2サイズもあるで!
コクヨ ファイル クリアファイル 固定式・サイドスロー A2 ラ-DEAS15
厚紙とリメイクシートを組み合わせる
欲しい柄がない!という人は厚紙に好きな紙を貼って自作もできます。
大きな紙を厚紙にしわや空気に注意しながら貼るのは大変なので、裏面がシールになっているリメイクシートがおすすめです。
私が自作したのがこちら。
丈夫な厚紙を使えば多少雑な扱いでもヘタレませんし、両面にリメイクシートを貼れば節約にもなります。
質感にこだわったリメイクシートもあるため、こだわりのある人は試してみてください。
ノート型の画用紙で背景を消す
真上からの撮影なら背景シートの上に対象物を置いて撮ればきれいな背景で撮影できます。
ですが横からとるときに困るのが部屋の風景が移りこんでしまうこと。
そこで登場するのがノート型の画用紙です。
使い方はこう!
開いて立てかけることで無地の壁ができるため、物の邪魔をする背景を消すことができます。
100均にない大きなサイズが欲しい人はこちら。
写真の背景は代用品でOK!②ダイニングテーブルを使う方法
食べ物系の写真が多い人や、いちいち背景を出すのが面倒な人におすすめしたいのが、ダイニングテーブルを背景にする方法です。
すぐそばに窓があり採光も取れるため、ほとんどの写真をここで撮影しています。
そのままの質感で背景として使えるようなものならいいのですが、我が家のダイニングテーブルは傷だらけなのでリメイクシートを貼っています。
うちで使ってんのはこれ。
はがれやすいというレビューが多いようなので補足を。
裏面は糊残りしなさそうな質感であるため、粘着性はそこまで強くありません。
そのため端っこをテーブルの下に折り込んで裏側をマスキングテープで貼り付けて留めています。
今まで3枚消費していますが、はがれてきたから交換したことはありません。
毎回長男の席にだけ穴が開いたりぼろくなったりするねん。
あいつめ…
そのため角が丸いテーブルや、裏面がマスキングテープの貼りつかない質感のテーブルには、このリメイクシートをおすすめできません。
形状や質感をご確認の上購入をご検討ください。
写真の背景は代用品でOK!③端材をペイントして組み合わせる方法
最後はこちら、端材を背景に使う方法です。
【写真左から】
・リメイクシートを張ったもの
・コーヒーで着色した集積材
・定規柄のマスキングテープを貼ったもの
・ペンキをカスカスに塗ったもの
・ステイン材を塗ったもの
DIYが趣味で端材がたくさん発生するのですが、端材は並べれば大きな背景として使うことができます。
ネット販売用写真なら定規柄のマスキングテープが便利
定規柄のマスキングテープを貼っておくと、ネットショップで何か売るときのサイズ感が伝わりやすくなります。
【2個セット】mt ex マスキングテープ 定規 MTEX1P96詳細にサイズを記入するにしても、定規の横で撮影した写真は目で見てすぐにサイズが分かります。
背景と定規がセットになっていてこれだけで定規付きで撮れますし、定規が不要ならマスキングテープの部分を端っこに寄せてフレームアウトすればOKです。
小さいものを気軽に塗れるペンキ
普段DIYなんてしません、という人にとってペンキはちょっとハードルが高いアイテムですよね。
そんな人におすすめしたいのが、絵具感覚で使えるNUROです。
チューブ式やからさっと塗って
なくなったらスって捨てられる。
こちらはステインタイプなので、元の木目を生かしながら着色することができます。
木目に合うカラー展開が多数あるので、気になったら関西ペイントの公式サイトをチェックしてみてください。
ペンキも刷毛もなしで端材を塗装する方法
端材はペンキで塗ってもいいのですが、濃いコーヒーとウエス(※)でも着色ができます。
何も買い足さなくても室内で気軽に作業できるため、DIYをやったことがない人にもおすすめです。
※ウエス…ぼろ布のこと。いらない布をしみこませて刷毛の代わりにすることが可能。
ウエスはわざわざ買わんでも、古着でええねん。
背景を選ぶコツ
たくさんの背景を用意すると、今後は選ぶのが大変になってしまうことも。
背景の選び方を間違うとせっかくおしゃれにしても写真移りがいまいちになってしまうこともあります。
写真の背景を上手に選ぶコツは3つあります。
ブランディングを意識する
インスタなどのSNS、ネット販売、そして今見ているメディアを作るうえで意識したいのが「ブランディング」です。
日本語で説明すると「その人らしさを印象付けること」といった意味です。
例えば常に印象の強い色の背景を使っていればだんだん背景が「その人らしさ」の一部になります。
フォントやロゴでブランディングする人もいますが、この方法なら写真を撮るたびに勝手に「らしさ」が出て、複数の写真がまとまり感のある印象を与えてくれます。
撮影対象の邪魔をしない色を使う
例えば黒い対象物を撮るのに黒い背景だとパッとしない写真になってしまいます。
「木のぬくもりを感じる雑貨」をスクラップウッドの背景で取ると、ガチャガチャして対象物と背景の境界線がぼやけてしまうことも。
対象物を際立たせたいときは撮影対象とは違う色を選ぶのがおすすめです。
背景の見切れに注意する
対象物が大きいほど、背景がたりなくなってしまうという失敗が起こりがちです。
真ん中見て撮ってたら端っこのほうに畳写ってるパターン…
手のひらサイズのものならA3サイズでも真上からなら問題なく撮れますが、手のひらに収まらないものを撮影することが多い場合はもう少し大きいサイズを用意しておくのが無難です。
最後に~写真の背景は代用品でおしゃれになる!
スマホのカメラの性能はどんどん良くなっていて、しかも誰でもきれいに撮れるアプリも手軽に使えるため、私のような写真の知識がない人でもきれいに撮影することは難しくありません。
ですが背景に生活感が写りこんでしまうと、きれいに撮ったところでおしゃれとは言えません。
背景にこだわることは最初の用意こそ手間がかかりますが、用意さえしてしまえば消耗することなく使い続けられます。
こだわるなら端材に着色したりテーブルにリメイクシートを貼ったりするのがおすすめですが、面倒なら100均でも背景用のシートを用意することができます。
メルカリやSNSなど、頻繁に写真をアップロードする人はぜひ試してみてくださいね。
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