次男、小学2年生になりました。
幼稚園の頃から物覚えもよくて、忘れ物なんてしないしっかりした人だと思っていたのに、最近ポンコツ化しています。
中間反抗期の時期に当てはまるものの、反抗というよりはポンコツ化なような?
私の周りの男の子ママに聞いて回ったところ、同じく2年生で似たような事件が起こっていることがわかりました。
小学2年生男子がポンコツ化する理由を考察してみた
もう2年生、小学生として2年目なんだから、当然小学生らしくできるよね?
そうやって理想の2年生を自分の中で作り上げていました。
1年生の間は先生や親など、大人に「まだ1年生だから」と多めにみてもらっていたのが、急に「もう2年生なんだから」と突き放されるのは酷なのかもしれません。
[st-kaiwa1 r]所詮まだ子供、って一回ハードル下げとこ。[/st-kaiwa1]
「もう2年生なんだから!」
とプレッシャーをかけられ続けて、キャパオーバーになった結果、反動で色々とがんばれなくなった状態がポンコツ化なのではないでしょうか。
なんだかうまくいかずイライラしている状態が中間反抗期っぽく見えているのが我が家の現状です。
プレッシャーをかけすぎないように家では「叱るジャンルを」決めて、それ以外は先生に叱ってもらうことに決めました。
小学2年生の男子はアウトプットが未発達
男の子の脳は、アウトプットが完成するのが8歳〜10歳頃だと言われています。
乾いたスポンジに例えられることが多いですが、吸水は得意でも吸った水の出し方がわからないのです。
実際に長男も、3年生になると落ち着きました。
5年生になった今は忘れ物もずいぶん減って、声かけしなくてもいつの間にか宿題が終わっています。
ポンコツ化したらカウンセリングの先生などに相談してみるのも一つの方法ですが、治療など対処の心配がないなら待つのも有効です。
必要最低限叱ることは大切ですが、アウトプットが完成するまでもう少し暖かい目で観察してみましょう。
小学校の先生事情
他の地域はどうかわかりませんが、私の住んでいる地域では1年生と5・6年生を手厚くするため、実績のある先生を子供との相性を考えて当てると聞きました。
2〜4年生は赴任したての先生や新卒の先生が当たることが多く、子供と先生の個性がマッチせず残念な結果になることがあるようです。
四月になって同じ教室で過ごしてみて初めてクラスと先生の相性がわかるため、ギャンブルのような状況になってしまいがちです。
[st-kaiwa3]僕の先生は出産して復帰した先生。上級生から評判良くていい先生なんだよね。[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa1 r]長男の2年の時はブランクのある赴任したての先生やったわ。[/st-kaiwa1]
長男が2年生の時の先生が優しすぎたせいかノーマークだったいじめっ子が3人頭角を表し、マークしていたいじめっ子と合わせて4人が常にクラスメートを引っ掻き回して、先生も手をつけられず学級崩壊したようです。
小学2年生の息子に起こったポンコツ化とは?
ポンコツ化と一言に行っても、長男と次男ではちょっと違う印象でした。
他の男の子ママに聞くといろんなパターンがあったので、覚えている限り書き出してみました。
長男の場合
長男は元々忘れっぽく、何かとやらかしてしまうタイプの人です。
小学2年生で学級崩壊が起きて、その影響を受けて悪化した、という印象でした。
具体的にはこんなことがありました。
- 鉛筆など、物をなくしたり壊したりする
- 宿題に6時間は掛かる
- お風呂に入って体を洗うのを忘れて出てくる
- 学校からのお手紙を持ち帰らなくなる
たまにではなく毎日この繰り返しで、ADHDなんじゃないかと学校のカウンセリングに相談しました。
[st-midasibox-intitle title=”ADHDとは?” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
ADHDとは漢字にすると「注意欠如・多動症」です。
- 忘れ物が多い
- 落ち着きがない
- 片付けが苦手
といった特徴があるものの、ほとんどの親が自分の子供に対して感じることなのではないでしょうか?
[st-kaiwa3]ママの特徴そのものじゃないこれ?[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa1 r]奇遇ですなぁ、ママもそう思ったわ[/st-kaiwa1]
心配だと思ったら、カウンセラーの先生やかかりつけのお医者さんに相談してみましょう。
ADHDについてはこちらの記事がわかりやすいです。
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叱る→また失敗する→余計に叱る→改善されない→もっと叱る
この悪循環で長男とはかなり衝突して、私が手をあげてしまったり家出したり、親子共々しんどい時期でした。
[st-kaiwa1 r]家出って無責任で聞こえが悪いけど、リフレッシュする最終手段としてはおすすめ。[/st-kaiwa1]
次男の場合
次男は叱られまくって育った長男をずっとみてきたせいか、物覚えも要領もよく、わかりやすい次男の性格をしています。
1歳ですでに叱られることを異常に怖がって、HSC(ハイパーセンシティブチャイルド)の兆しが見えていました。
[st-midasibox-intitle title=”HSCとは?” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
最近話題になっている「繊細な人」をHSPと呼ぶように、子供のHSPをHSCと呼びます。
発達障害の部類ではなく気質の名前、5人に1人はHSCと分類されるようです。
[st-kaiwa1 r]B型の割合と一緒くらいやな。[/st-kaiwa1]
詳しいことはこちらの記事がわかりやすいです。
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幼稚園では目立ってすごい人ではないものの何でもそつなくこなしていましたが、2年生になって表面化してきた残念な部分はこんな感じです。
- 忘れ物が増えるけどごまかす
- 叱られないなら宿題はやらない
- 指摘をサボるとどんどん字が汚くなる
- 引き出しやランドセルの中が片付けられない
長男とは違い、どこまでなら怒られないか試してるけどうまくいかないタイプです。
怒られることを極端に嫌がるので、少し怒られると泣く・拗ねる・暴れるの3拍子揃った困ったちゃんです。
長男に比べると可愛いもんで、一度最悪の一年を過ごしてる分「まだマシ」と笑えてるのが救いです。
お友達に聞いた2年生男子のポンコツ化
悩みすぎていろんな人に相談したら、案外同じようにポンコツ化で悩んでる人が多かったです。
- 給食を食べられなくなった
- 帰宅後親に嘘みたいに八つ当たりするようになった
- 習い事が続けられなくなった
- 行事の練習で他の子が怒られてるのが怖くて登校拒否
深刻に悩んでる人はだいたい長男だった印象です。
最初の子だから経験に乏しく、ポンコツ化する我が子の前例がないため対処方法がわからない、と今となっては理解できます。
中間反抗期ではなく成長の前兆として捉える
現在次男は面倒な時期らしく、しょっちゅうつまらないことで長男に八つ当たりして撃沈しています。
よく忘れ物もしますし、宿題をするのを忘れることも。
宿題の存在を忘れていた場合、寝る時間をずらして宿題をするのは禁止にして、恥をかいて怒られてくるように伝えています。
[st-kaiwa1 r]朝早めに起きてやっつけることを覚えたな。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa3]だって怒られるの恥ずかしいもん。[/st-kaiwa3]
親が先回りしてサポートするのも一つの方法ですが、私は失敗して覚えて欲しいと考えています。
- 忘れ物をして学校で困る→忘れ物をしないよう自分で工夫
- 宿題を忘れて注意される→恥を書かないように忘れなくなる
- 物をなくす・壊す→早めに謝って対策を相談する
この先学年が上がって似たようなことで困らないように、今のうちにしっかり失敗も経験して学校生活の基礎を作っておきたいのです。
ポンコツな部分は元々持ち合わせた性質だと思うので、保護者や学校でサポートできる年齢のうちに表面化してよかったんだと考えると気が楽になりますよ。
[st-kaiwa1 r]おじさんになってから嫁さんの前でポンコツ露呈したら申し訳ないやん。[/st-kaiwa1]
まとめ
全員がそうというわけではないですが、小学2年生になると残念な部分が表面化することがあるようです。
いろんなことがうまくいかずモヤモヤしているのが中間反抗期の原因の一部ではないでしょうか?
イライラしすぎるのは消耗しますので、ポンコツ化は脳が発達するための反動だと考えて、叱るジャンルを決めておくとやり過ごせます。
どうか思い詰めすぎないように、小学2年生とは気楽に接してみてください。
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