子育てがひと段落して自分のことに気を使えるようになると、なんだかどの服もヨレヨレでみすぼらしい…
ショップ店員ではないですがアパレルで働いているので、周りにはおしゃれな人がたくさんいて、そろそろ私も着るものに気を使おうと思いました。
服の中でも特にニットは価格や素材によって見え方が全然違うんですよね。
だから今年はまずプチプラニットをひと段階いいものにグレードアップしようと思いました。
安い服が大好きだけどなんだかみすぼらしい、と思っているアラフォーさんは、私と一緒にまずニットから買い替えて、品のある大人を目指してみませんか?
40代女性がプチプラニットは恥ずかしい
男女問わず、大人世代が清潔感や身だしなみに難があると、とても残念な印象を与えてしまいます。
特にニットは見た目で安っぽさが分かりやすい服なので
- 毛玉ができていない
- ヨレたり型崩れしていない
- シミができていない
と最低限このくらいは気を使いたいですよね。
安いニットは毛玉ができやすいものが多かったり、一度汚れたらなかなか落とせないシミになったり、全体的にヨレっとしたり、残念な服に当たる確率が高いです。
安くても当たりはあるねんけど、そろそろギャンブルで買うのはやめたい。
安くても着れない服はもったいないわね。
私はこれまで服にあまりお金をかけず、着るたびに毛玉を取って安っぽいニットを着ていました。
そろそろ大人の雰囲気を出したいのもあり、私は今シーズンからニットを入れ替えることにしました。
そもそもプチプラとはどの価格帯?
プチプラファッションに明確な決まりはありませんが、一般的に2,000円以下の服をプチプラと呼ぶことが多いようです。
しまむら、ユニクロ、GUあたりがプチプラの代表的なものでしょう。
共働きでない場合、主婦のお小遣いは1万円前後が相場のようなので、プチプラファッションはおしゃれをしたい主婦にとって強い味方と言えますね。
この価格帯のニットはデメリットがいくつかあります。
- ユニクロやGUは流通数が多いから人と被りやすい
- 値段が安い分素材が劣るので毛玉ができやすい
- 着心地・肌触り・温かさなどが劣る
- 売りやすいようにターゲットになる世代を決めていない
プチプラのファストファッションは流通数が多いため、よっぽど上手に着こなしていないとうまく着こなしている人と被った時にみっともない印象になります。
40代になったらプチプラニットを断捨離しよう
40代はシミや小じわが気になりはじめる、2度目のお肌の曲がり角と言われいます。
つまり40代は老け見えしやすくなるので、これまでは着こなせていた安物のニットが急に貧乏くさく見えてしまうかもしれません。
私もつい先日、以下のような条件の服を大量に捨てました。
- 体形に合わないニット
- 毛玉がしょっちゅうできるニット
- なんとなくヨレっとしているニット
- 色が嫌いなニット
- 着すぎてくたびれているニット
袖を通したときにテンションが下がる服は処分すると決めて、作業は1時間ほどで完了しました。
で、いらない服はメルカリで売ったらいいの?
プチプラで傷んでる服なんてほぼ売れへんかも?
時短のためにも捨てよう。
処分するのが心苦しいという人は、寄付するかリサイクルに回すと罪悪感が軽減できます。
ほとんど着ていなくてきれいな状態の服がたくさんあるなら、特定非営利団体やNPO法人などで寄付先を探してみるのもいいでしょう。
ユニクロやGUの服がたくさんある人は、店頭の回収ボックスを利用するとリユースやリサイクルに回されてエコです。
40代女性がプチプラニットをやめるためのプロセス
これまで漠然とプチプラファッションをやめようとしたことはありましたが、入れ替え中に安くてかわいい服を見つけてつい買ってしまい、なかなかいい服へとシフトできませんでした。
ということで今回はニットに絞って、しっかり手順を踏んで入れ替えをすることにしました。
まずは新しいニットをお迎えするためにクローゼットに余白を作る必要があります。
ニット以外も含め、安っぽい服やメンテナンスに時間がかかる服から優先的に処分し、服がぎりぎり足りるくらいの量まで減らします。
着回しのしやすそうな服を中心に、自分が困らない程度の数を残して処分しました。
ミニマリストは1シーズン20着くらいに抑えてるらしい。
最低で20着は置いといた方がいいかも。
次にファッションのゴールをぼんやり決めるためにタイプ別診断を利用します。
ゴールを決めておくと購入する服のテイストがばらつかず、少数精鋭でも着回しやすいクローゼットを作ることができます。
- パーソナルカラー診断
- 骨格診断
- 顔診断
これらの3つをざっくり試してみて、どんなテイストにするのかと、NGのテイストを決めておくと失敗しにくくなります。
タイプ診断はYouTubeで勉強しました。
おすすめを貼っときます。
ありきたりな診断方法よりも具体例がいっぱいあって分かりやすいわね。
自己診断で私は【ブルべ冬・骨格ナチュラル・ソフトエレガント】と分かったので、ぼんやりと目指す方向が決まりました。
タイプ診断は過信し過ぎるのではなく、あくまで選択肢を狭めて服を選びやすくするためのヒントとして使うのがおすすめです。
続いては予算決めです。
今シーズンで服にどのくらいのお金が掛けられるのか、先に考えておくことはすごく重要です。
例えば1か月あたり5,000円の予算なら、この冬に使える洋服代は4~5か月分と考えると20,000円~25,000円、ということになります。
予算から逆算して、8,000円くらいの服なら3着くらい買える、という結論が出せます。
これまでは予算内でどんだけいっぱい買えるかを考えててん…
服一着の予算を先に考えるのは画期的ね。
1着当たりが高くなりますが、高いものの方が長く着れる可能性が高く、長い目で見ると安ニットと比べてコスパもよくなるのではないでしょうか。
ニットを購入するには素材の特徴を把握しておくことがすごく重要です。
素材によって毛玉ができやすいとか、温かいとか、服の特徴が違うからです。
ニットの素材はざっくり動物系か化学繊維系かの二種類やねん。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
動物繊維 (ウール・カシミヤなど) | ・あたたかい ・高級感がある | ・水で縮みやすい ・虫食いになりやすい ・毛玉ができやすい (比較的取りやすい) |
合成繊維 (ポリエステルなど) | ・強度がある ・軽い ・洗濯機で気軽に洗濯可 | ・静電気が起こりやすい ・吸湿性が低い ・毛玉ができると取りにくい |
合成洗剤は洗濯機OKのものが多く、子供が小さくて手が回らない時期はとても重宝しますが、温かさなど着心地で動物繊維に劣ります。
動物繊維は毛玉ができても取りやすかったり、軽くて暖かいものや肌触りがいいものが多く、その分値が張ります。
洗濯機NGのものが多く、手洗いやクリーニングになるものもあるので、そのつもりで購入しましょう。
ニットをちゃんと扱うならブラシと洗剤があった方がいいわ。
ニットは1日着たらブラシで整えて2日休ませるのが基本です。
商品タグに扱い方が書いているものが多いので、新しいニットを買ったらよく読んで扱い方を覚えましょう。
服を購入したら、数が増えた分だけ減らします。
収納に余裕があるなら無理に捨てる必要はないですが、こまめに捨てておいた方が管理が楽になります。
気持ち的に処分するモードになってるうちに捨てとこ。
安見えしないニットはどこで買う?
入れ替え方が分かったところで、続いてはどこでニットを買うかも困りますよね。
気になるお店があるなら足を運んで実際に触ってみるのいいですが、もしもお店選びに困っている人はおすすめを3つ参考にしてみてください。
予算がないなら【ユニクロ】か【無印良品】
どうしても予算が足りない人は、ユニクロのニットがおすすめです。
ユニクロは大人女性にも人気で、ハマってリピートする人も多いブランドです。
丈夫で型崩れしにくく着心地もいいため、人と被るのが気にならない人には最高なのではないでしょうか。
試着やネットのレビューで自分の体形などに似合うかを確認しやすいのも魅力の一つです。
着回しできておしゃれな【SOEJUオンラインストア】もおすすめ
大人の女性に人気のあるSOEJUでは、シンプルで着やすいのにおしゃれに見えるニットがたくさんあります。
購入者のレビューも見られるので、メンテナンスが楽な合成繊維でも失敗が少なく、効率よく高見えニットを購入することができます。
合わせやすいのに個性的で、一着取り入れるだけでかなりおしゃれ度が上がります。
「品」をテーマにするならぜひチェックしておきたいブランドです。
最大90%オフのショッピングサイト【GLADD(グラッド)】
高い服って少し割引になるだけで額が大きいんですよね。
GLADDは「UR’S」「ADORE」などの1枚でも決まるのに合わせやすい服がセール価格で買えるネットショップです。
ブランドによって価格帯にばらつきがあるので、想定している予算のおしゃれニットを探してみてはいかがでしょうか。
コートもええのいっぱいあるねん。
割引があると見ているだけでわくわくしちゃう。
最後に~40代になったらプチプラニットは卒業しよう
40代は大人肌へ変わり始める時期です。
少し服に予算を割いて高級感を取り入れれば品が出ます。
中でもニットは価格によって使っている素材が違うため、値段が劣化具合や風合いに反映されやすい服と言えます。
プチプラ服をやめるにはまずニットから変えてみてはいかがでしょうか。
コメント
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[…] 例えば簡単に印象を変えるなら、子どもがいても動きやすいプチプラ服から、年相応の大人が着る服へと切り替えることです。 […]