もちといえば正月!
で、そのあと余ったもちを一生懸命リメイクして消費する…
なんてイメージ、今日でやめてみませんか?
もちは買ってくるものと考えがちですが、実はホームベーカリーがあればもち米だけで簡単に作れるお手軽レシピなんです!
つきたてのもちは柔らかくて、いつも食べているもちとは別物で、我が家でもよく週末のお昼ご飯にもちパーティーを開催しています。
いつも私がやっているもちの作り方と、食べ方のアレンジを10個解説します。
楽をしてお昼ご飯を楽しみたい主婦の皆様、必見ですよ!
ホームベーカリーでもち米からもちを作る手順
最近のホームベーカリーには「もち機能」が搭載されているものが多くあります。
パンだけじゃなくてお菓子とかヨーグルトとかめちゃなんでも作れるマルチな調理家電やな。
使いこなせれば心強い味方なのね。
「もち機能」がある機器なら、もち米を炊く・つくを自動でやってくれるので、思っているよりも簡単につきたてのおもちが食べられますよ。
今回は私が使っているパナソニックのホームベーカリー【SD-MT3】での作り方を解説します。
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もち米を準備する
まずはもち米の下準備をします。
機器の餅つき機定量に従い、米を研ぐ要領でもち米を研ぎます。
パナソニックのホームベーカリー【SD-MT3】では1回につき2合か3合のもちが作れます。
うちのは2合か3合か選べるねん。
息子ズが爆食いするから迷わず3合やな。
もち米を研ぎ終えたら、ざるに上げて30分以上水を切ります。
ホームベーカリーでもちをつく
ホームベーカリーにもち米を入れ、規定量の水を入れます。
もち専用の羽があるやつは、米入れる前にチェンジしといてな!
もちコースを選択し、あとは機器の説明書に従ってスイッチオンしてください。
もちを成形する
もちを上手に成形するには、熱いうちに手早く済ませるのがコツです。
熱い、とはいえホームベーカリーなら手で触るのに困らない温度になるのもメリットです。
幼稚園の餅つきイベントでついた餅丸めるお手伝いした時は、手のひらがやけどで死んだわ…
もちをうまく扱うのに水が必要なのですが、水ではなく50度くらいのお湯を用意しておくのがおすすめです。
ハサミで切れば簡単!
成形方法として一番簡単なのが、細長く伸ばしてキッチンバサミでカットする方法です。
使い捨て手袋をつけた状態でも成形可能なので、ゲストを招いてランチをするのにも衛生面で安心です。
お子さんが小さいご家庭や、ご老人がいて自己が心配なご家庭なら、親指の第一関節程度のサイズにカットすると安全ですよ。
って、ちっさく切っても目は離さんといてや!
小さくても誤嚥しないわけじゃないものね。
平たくしてカットするのしもち
平たいバットに餅とり粉(または片栗粉)をまぶし、持ちを平らに伸ばして、ラップを密着させて冷まします。
その後好きな大きさに切って、加熱していただきます。
保存はカットする前でもカットしてからでも、冷ましてからラップでぴっちり包んで冷蔵庫か冷凍庫で保存可能です。
慣れれば簡単な丸もち
一見難しそうな丸餅ですが、実は慣れれば簡単にできます。
動画と手順を見ながらぜひチャレンジしてみてください。
- 手をしっかり濡らして、必要ならもちも濡らしておきます
- もちを軽く伸ばして表面を慣らします
- 右手の親指と人差し指で輪っかを作りながらもちに押し当てて、輪っかを小さくしながらもちをちぎります
- 必要ならもち取り粉をまぶしたお皿に取ります
大きさを変えて応用したら鏡餅になるねん。
もちのおすすめアレンジ10選
せっかくつきたての柔らかいおもちを最後までおいしくいただきたいですよね。
飽きないようにいろんなトッピングでアレンジするとより一層楽しめますよ。
何種類か用意して、好きなん使って食べる方式にしてる。
もちのおすすめアレンジ甘い系5選
おもちといったら甘いアレンジは外せないですよね。
我が家でよくやるアレンジを5つ紹介します。
きな粉
ど定番はやはりきな粉ですよね。
保存が効くので家にストックしている人も多いのではないでしょうか。
おもちをお湯に浸けてからまぶすといっぱいくっつくで!
原料は言わずと知れた大豆なので、良質なたんぱく質が摂れておすすめです。
さとうじょうゆ
さとうとしょうゆを1:1の割合で混ぜると、どこのご家庭にもある組み合わせで、絶対滑らない日本人好みの味になります。
ちなみにひと手間かけて加熱して水溶き片栗粉でとろみをつければ、みんな大好きなみたらし団子のたれにもなります。
あんこ
もちといえばあんこ!
定番なのでぜひ用意しておきたいですよね。
栄養価としてはあずきの皮ごといただける粒あんがおすすめです。
市販品でもいいのですが、あずきがあれば簡単に作ることができます。
- あずき150gをざるで洗う
- 水とあずきを鍋に入れてゆでこぼす
- ひたひたに水を入れてあずきが柔らかくなるまでゆでる
- 砂糖100gと塩ひとつまみを加えて水気を飛ばして完成
砂糖の量や水分量はお好みで調整可能!
ただしお砂糖が減ると、その分保存できる時間が短くなるので注意してくださいね。
手順③のあとあずきを麺棒などでつぶしてお好みの状態にすることもできます。
きびさとうとかてんさい糖を使うと体にもよさそうね。
全部自分好みにできるんが自家製のいいとこやな!
スイートポテト・スイートパンプキン
あんこと似ていますが、サツマイモやカボチャをゆでてマッシュしたものを甘く味付けしたものもおいしいです。
あんこよりも時短でできるわね。
スイーツ感覚なのに栄養価も高いため、子供に食べさせるのにはぴったりなのではないでしょうか。
はちみつバター・はちみつクリームチーズ
溶かしバター、または常温で柔らかくしたクリームチーズにはちみつを1:1くらいの割合で混ぜ合わせるのも、間違いなくおいしいです。
和風のアレンジに飽きたらぜひお試しくださいね。
もちのおすすめトッピングしょっぱい系5選
甘いのだけだとちょっと食事としては物足りないので、しょっぱい系のアレンジレシピも紹介します。
味噌しょうゆ
味噌に醤油を加えて混ぜたものは和食の定番な味でおもちに合います。
味噌に醤油を混ぜながら少しずつ加えるとむらのないペーストになります。
割合はお好みで調整してください。
うちは味噌2:しょうゆ1くらい。
マヨネーズくらいの硬さになるねん。
コチュジャンとか入れてもおいしいんじゃない?
ネギ塩だれ
もちに限らず我が家の定番ソースがネギ塩だれです。
- ネギをみじん切りに
(ぶんぶんチョッパー※があると便利) - 塩を適量まぶして全体になじませる
- ごま油をひたひたになるくらい加えて馴染ませる
納豆に、お肉に、スープに…
と万能なたれです。
ぜひおもちにたくさん絡めてお召し上がりください。
卵黄のり納豆
納豆に卵黄を加えて混ぜたものに、韓国のりを加えると一気に食べ応えのあるおかずに変身させることができます。
卵黄は納豆1パックに対して2個分たっぷり使うのがおすすめです。
のりはもみのりたタイプをパラりしても、味のリタイプでくるっと巻いてもおいしいですよ。
大根おろし
大根おろしを絡めて食べる「からみもち」は、味もおいしいのですが栄養価的にも注目の食べ方なんです。
大根おろしにはでんぷん分解酵素のアミラーゼが含まれているため、もちの消化を助けてくれる効果があります。
迷ったら大根おろしをたっぷり絡めて食べてみてください。
※ IDを指定してください。ツナマヨ・明太マヨ
子供も大人も大好きなのがマヨネーズです。
ツナ缶や明太子と合わせれば、一緒にタンパク質が取れるので栄養価的にもうれしいですよね。
もちは太る?痩せる?
よくお正月に「おもちの食べ過ぎで太った」なんてことありますよね。
おもちって太るんでしょ?
おもちが太るんじゃなくて食べ過ぎが太るねん。
【「おもちが太る」のは…】
・おもちは食べやすくてつい食べ過ぎてしまうから
・お正月はだらだらすごしてしまうから
・おもちはご飯に比べてかさが小さく食べ過ぎてしまうから
普段のごはんを同じ重量のもちに置き換えると、ダイエット効果が期待できるといわれています。
またカロリーによるダイエット効果だけでなく、体に優しく健康面でも注目されています。
・血糖値がゆっくり上がってゆっくり下がるため腹持ちがいい
・体を温める効果があり代謝が上がる
中京テレビの「それって実際どうなの課」の企画では、チャンカワイ氏が【お餅は実際太るのか?太らないのか?】という企画で3日間おもちを食べまくって1.6㎏の減量に成功しています。
食べ放題はよくないんだろうけど、置き換えるのはありかも。
もちをダイエットにできるかは知らんけど、太る食べ物ではなさそうやん。
急に太ってしまって困っている人には、まず痩せやすくなる習慣を取り入れてみるのがおすすめですよ!
最後に~もちは簡単で楽しいランチになりうる
もちは正月に食べるもの、という固定概念でなんとなく特別視しがちですが、ホームベーカリーがあればもち米だけで簡単に作れるお手軽レシピです。
定番アレンジなら
あんこ、きな粉、さとうじょうゆや味噌しょうゆや大根おろしなど。
子供ウケを狙うなら
スイートポテト、はちみつバター、ツナマヨ、明太マヨなど。
満足感が欲しいなら
卵黄のり納豆など
アレンジ次第で飽きずに食べられるので、楽しみ方は無限大です。
機会任せでも豪華に見えてウケもい普段の手抜き料理のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
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