炊飯器の内釜が剥がれてきたのをきっかけに、炊飯器を買い換える前にとりあえずご飯土鍋を使ってみようとデビューしたのがきっかけで、今は完全に炊飯器から土鍋に切り替えました。
土鍋でご飯って失敗しそうだし、わざわざ土鍋で炊かなくても。
私も昔はそう思ってたけど、案外ほったらかしでいいし、めちゃおいしく炊けるねん。
炊飯器と土鍋は用途は同じでも、メリットやデメリットが全然違います。
ちょっと土鍋ご飯に乗り換えようかな、と考えているならぜひお付き合いください。
炊飯器のメリット
ほとんどのご家庭に炊飯器があって、当たり前のように毎日使っている人がほとんどなのではないでしょうか。
当たり前な存在すぎてメリット・デメリットなんて考えたことありませんよね。
まずは気づかないうちに恩恵を受けているメリットから。
ほったらかしで炊ける
炊飯器のメリットは火を使わず予約ができるので、放っておいてもご飯が炊けるということ。
仕事やお出かけで帰りが遅くなるなら、出かける際にセットさえしておけばすぐに炊き立てのご飯が食べられます。
保温機能を使えば、家族で食事の時間がズレる時もあったかいご飯が食べられますね。
いろんな調理に使える
最近では炊飯器で作る煮込み料理や焼き菓子など、いろんなジャンルにわたりレシピがあります。
温度を一定に保ちながら加熱してくれるので、ガス火では難しいものも炊飯器だとあっさり、なパターンも。
使いこなせば万能調理器具にもなりうるすごい家電って、ご存知でしたか?
炊飯器のデメリット
続いて私が気づいたデメリットはこちら。
匂いが残りやすい
いろんな調理に使ってみたことがあるのですが、やってみると炊飯器の蓋側のパーツに臭いが残ってしまいがいなんですよね。
炊き込みご飯や豚の角煮、肉じゃがなんかも作ったことがありますが、臭いの存在感がすごいです、
機種にもよるのでしょうか、分解が難しいものは臭いが数日消えないことも。
安すぎるお米は使えない
炊飯器のデメリットは、価格帯にもよりますが「お米の実力=ご飯の美味しさ」だと言えます。
安いお米を買って炊いてみたらちょっと残念な仕上がりになってしまった、という経験が私にはあります。
思ったより場所を取る
炊飯器があるのがあ当たり前と思っていた頃、炊飯器があることを邪魔と思ったことはありませんでしたが、無くなってみると邪魔だったことに気づきました。
炊飯器をなくしてみるとスッキリするので、夫婦2人暮らしで食器が少ないご家庭などは食器棚に土鍋をしまって置けるので、炊飯器から土鍋に乗り換える人も多いようです。
今は炊飯器を置いていた場所にホームベーカリーを置いています。
私のイチオシのホームベーカリはこちら。
朝パン派の人は買いに行くのが面倒になったり、夜になってから切らしたことに気付いたりしたことはないですか?
材料を入れてスイッチ一つで、最短1時間でパンが焼けるすごいホームベーカリーなんです。
土鍋でご飯を炊くメリット・デメリット
土鍋でご飯炊くなんて、ハードルが高そうですよね。
- 赤子泣いても蓋とるな、みたいなコツが多いんじゃ?
- 焦げたり芯が残ったりしないの?
- 素人には難しいでしょ?
でも実際炊いてみたらそうでもなくて、試してみたら簡単で印象が変わりました。
個人的にすごく時間かかるイメージだったんですが、炊飯器で普通に炊くくらいの時間で大丈夫です。
【土鍋でご飯を炊くのにかかる時間】
・浸水…30分
・炊飯…15分
・蒸らし…15分
土鍋のスペックや火加減によっても違いますが、早炊き機能を使わない炊飯器の調理時間とそこまでは変わらないです。
まずはその他のメリットからご紹介します。
美味しいおこげができる
土鍋ご飯の醍醐味といえばやっぱりおこげでしょう!
土鍋なら火加減は自分で調整できますから、慣れれば好みのおこげを作ることが出来ますよ。
私はたまにうっかりで少し焦がすことがあるんですが、がっつりのおこげも我が家では子供たちに評判いいんです。
おこげができる時、焦げる匂いがしっかり香ってくるので、うっかり焦がしてもそこまで大惨事になったことはありません。
炊いている間はその場から離れられないのが少し面倒ですが、火にかけているだけで手を取られるわけではありませんので、晩ご飯を作りながらちょっと気にしておくくらいでOK!
安いお米でもおいしい
我が家では親戚が作っている自慢のお米をお送ってもらっていますが、切らしたときにはスーパーの一番安いお米を買います。
炊飯器で炊いていた時は、お米のグレードを落とせば匂いがしたり、パサついたりとすぐ気付いたのですが、土鍋にしてからはそんな残念なこともありません。
土鍋で炊き始めてからは、一番安いお米を家族に「まずい」と指摘されたことはありません。
土鍋は炊飯器に比べて安いし、安いお米でも美味しく炊けるし、土鍋ええ子やん。
炊き立ての土鍋銀シャリ、高級米しか使っちゃいけないのかと思ってた。
停電時でもご飯が炊ける
炊飯器の動力は電気。
何日も停電するような災害にあったことはないですが、過去に一度マンションの電気メンテナンスが失敗して、約半日停電したことがあります。
災害時にライフラインが止まっても、カセットコンロがあれば戸惑うことなく土鍋ご飯が炊けます。
ご飯土鍋のデメリット
炊飯器と違って電化製品ではないので便利さは劣ります。
他にもいろんなデメリットもあるんです。
毎回同じ量という制約がある
3合用のご飯土鍋で1合を炊けなくはないんですが、なんだかうまく炊けません。
日によって炊きたい量が変わる人にはちょっと面倒かもしれません。
我が家では毎回土鍋で3合を炊いていて、お弁当などの都合でどうしてもたくさん炊きたい時には圧力鍋を使っています。
圧力鍋のおすすめはこちら。
割ってしまう可能性がある
土鍋はものにもよりますが重たいんですよね。
熱いのを我慢して素手で蓋を開けて、手が滑って落とす、という感じでやらかしてしまいがち。
私も割ってしまったことがあります。
割れ物という点では、炊飯器よりも壊れやすいと言えます。
炊いている間は離れられない
土鍋でご飯を炊くときは火を使うので、その場にいなくてはなりません。
予約タイマーなどがないので、炊いている間にお風呂になんてこともできません。
火にかける間コンロが一口使えなくなるのもデメリットと言えます。
火にかける時間は約15分〜20分程度で、私はその間にお料理の下ごしらえをするのでさほど不便を感じたことはありません。
【結論】私のおすすめは土鍋!
私はパート勤務でそんなに忙しくなくて、家でゆっくりご飯を作る時間があります。
元々炊飯器の予約機能や保温機能をほとんど使わなかったので、土鍋に切り替えてもそこまで不便を感じませんでした。
土鍋でご飯が炊けるか心配な人は一度お手持ちの土鍋で炊いてみるのがいいでしょう。
炊飯器のメリットよりもご飯土鍋のメリットの方が優ったので、2年ほど炊飯器のない生活をしていますが不自由していません。
各ご家庭の生活環境にあった方を選んでください。
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