子供に料理をさせるのって、なかなか面倒でハードルが高いと思っていませんか?
作り方を説明したり、指示を出したり、慣れない手つきにヒヤヒヤしたり、見ていてもどかしくなってしまうこともしばしば。
でも最低限の料理ができる大人になってほしいのと、本人がやってみたがりなので、任せてみることにしました。
【この記事を書くために料理した人】
おっすおら長男。
好きな言葉は「時すでにお寿司」。
もうすぐ11歳。
体は小粒、心はおじいちゃん。
特技は地獄迷路を作ること。
将来の夢は安定した会社員。
工作好き、レゴ好き、母に似て作るのが好き。
料理も任されればはりきっちゃう。
今回は「ほめDELIパエリアの素」を使って最初から最後までお料理を丸投げしてみました。
10歳にお料理はできるの?
義母からお年玉が入った宅急便が届きました。
お年玉を送るついでにお菓子やスープ、缶詰などちょっとしたおすすめ品を同封してくれたのですが、その中に入っていたのがこちらです。
ママ、これ作ってみたい。
作れんの?
作り方読んで聞かせて。
普段から料理に興味を示すので、たまにこうやって袋に作り方工程が書いているもの作ってもらうことにしています。
無茶振りだったかな?と思いきや、案外作れてしまいます。
今回使ったのはこちら。
お米2合分で3〜4人前が作れます。
ご家族が多いご家庭は1つじゃ足りないかも?
10歳にもお料理はできるの?作業工程
無茶振りをするにも、ちゃんと工程を踏まないとうまく作ってもらうことができません。
作業中はできるだけ本人に任せて手を出さないことにしています。
自分で考えて自分の責任で作ってもらうねん。
その方が経験値高そうやし、達成感もあるやん。
困ってるのよくニヤニヤ見てるよね。
作り方を音読してもらう
まず最初は裏面の作り方工程をよく読んでもらうこと。
「読んで」ではなく「なんて書いてるか聞かせて」とお願いすると張り切ってくれます。
読んでもらったら、自力で本当に作れるのかを確認します。
本人の意思でやり遂げることをしっかり確認する意味でも、ちゃんと読んでもらうことが重要です。
必要な材料を書き出してもらう
次にすることはどんな材料が必要かを書き出してもらうことです。
今回だとこんな感じです。
- お米
- 鳥もも肉
- パプリカ
- エリンギ
あとはエビやアサリなどの魚介系があればベター。
どんなもの入れるかは自分で考えてもらってリスト化してもらうねん。
私は念のためついて行ったけど基本付き添うだけな。
困ってもやっぱりニヤついてみてるだけだよね。
ヘルプしないと助けてもらえない。
今回は緊急事態宣言も出ていたので、私がついででサクッと用意しておきましたが、可能なら買い出しから後片付けまでをセットで料理と教えたいですね。
予定を立ててもらう
予定も料理のうち。
出来上がり時間から逆算してどのくらいの時間から作り始めたらいいのかも自分で考えてもらいます。
加熱15分と蒸らし10分だって。
30分で作れるよ。
まあ自分で決めた通りにしいや。
いや、無理やろ!
下準備の時間を計算していなかったので、この日は30分のつもりが1時間30分かかってしまいました。
失敗も勉強のうちなので、週末など時間の余裕のあるときにお願いすることにしています。
作業工程を確認してもらう
- フライパンにお米と素と具材を入れる
- 火にかけて15分
- 火を止めて10分
とこの工程だとお子様に任せられそうな気がしませんか?
ただし材料を切って下準備が必要です。
包丁を使う工程なので下準備から任せるかは年齢に応じて判断してください。
調理してもらう
ここまで準備したらあとは見守ります。
基本的に最初から片付けまでお任せすることにしています。
手貸してほしい時は言うて。
それ以外はおもろいから見とくわ。
どうしても手を出したくなったらさりげなく手伝います。
せっかく挑戦するんだから、本人が1人でやり遂げたという達成感を味合わせてあげたいです。
10歳にもお料理はできるの?
完成したらフィードバックを
食べるときは長男にいただきますをして、食べたら率直な感想を言うようにしています。
「美味しい」は本当に美味しい時のためにとっておきたいので子供でも忖度はしません。
今回のは味付けを「素」にゆだねて書いてある通りに作ったので、料理初心者の息子でも美味しく完成しました。
今回の失敗といえば時間配分くらいなので、次からは下準備の時間も考えよう、という反省をしながら美味しくいただきました。
最後に~子供を信頼して簡単なものから丸投げしてみよう
料理が慣れないうちは、まずハードルをグッと下げて簡単なものをお任せして成功体験を積みましょう。
例えばこんなことで挫折すると、チャレンジが嫌になってしまいます。
- 手を切ってしまう
- ほぼママが作った
- ママがイライラしていた
- 美味しくなかった
- 難しい工程に手こずって失敗した
失敗しなさそうなもので成功体験をたくさん積んで自信をつけて、料理だけでなくいろんな高い壁にもチャレンジできるメンタルを養ってほしいと思います。
今回使ったパエリアの素は、難しい工程といえば材料を包丁で切ることくらい。
心配ならば材料を切って用意してもいいですし、カット野菜を買ってきても作れます。
達成感をしっかり感じてもらい自信をつけてもらうためにも、最初から完成までを任せることが大切です。
簡単に料理ができる「素」をうまく利用して、ぜひ成功体験を積んでみてはいかがでしょうか。
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