もし添加物を抜くだけで痩せやすい体質に変わるなら、添加物をやめてみたいと思いませんか?
添加物も種類がたくさんありすぎて覚えきれないし、添加物を一切取らずに生活するのはかなりハードですよね。
私は子どもができたのをきっかけに添加物を気にするようになり、今では自分のできる範囲でなんとなく添加物を気にするようにしています。
添加物は体に良くないとは分かっていても面倒なことはしたくない、でも楽して痩せたい!という人に向けて、この記事では添加物の量を減らすコツについて解説します。
楽して痩せ体質になりたい人はぜひご覧ください。
添加物が太る理由とは
添加物自体はカロリーがないのに、添加物を摂ると太りやすくなります。
これは添加物を肝臓で無毒化することが関係しています。
肝臓には3つの働きがあります。
【肝臓の3つの働き】
・解毒する
・代謝する
・脂肪やタンパク質を分解する働きをもつ胆汁を生成、分泌する
3つの働きの中でも解毒を優先させるため、肝臓が添加物などを解毒するのに忙しいと、代謝と脂肪分解が追いつかなくなってしまいます。
つまり添加物を解毒するために本来の肝臓の力が発揮できなくなり痩せにくくなる、というのが添加物で太る理由です。
【添加物ゆる避け】NGな5つの食品
試しに添加物を取らないように買い物をしてみると分かりますが、添加物を絶対に摂らないのは無理があります。
原材料名の「/」のあとに記されているものが添加物ですが、体へ悪い影響を与えるものもあれば、気にしすぎなくてもいいものもあります。
私も子ども小さいころに意地になったことがありますが、スーパーで食品を選ぶのに毎回2時間くらいかかってしまいますし、「禁止」としてしまうとすごくストレスなんです。
そもそも食肉や野菜を作るのにも少なからず何か解毒が必要なものが含まれているでしょうから、そう考えるとキリがありませんよね。
友達付き合いも悪くなるし、旦那さんの理解がないとすごくめんどくさがられます。
だから私はあまり難しく考えずに、今は5つの食品について添加物に注意しています。
NGな食品①加工肉
加工肉とは、ソーセージ・ハムなどを指します。
加工肉は添加物の宝庫で、日常的に食べるのは良くない食品です。
心配な人は色がきれいじゃない「無塩せき」のものを選ぶのがおすすめでが、無塩せきでも添加物が入っていないとは言い切れないので食べ過ぎには気をつけましょう。
言うてもたこさんウインナーはお弁当にたまに入れてた。
禁止しちゃうと大人になって反動が出るって言うわね。
「発がん性物質がある」という噂もありますが、安全性は国が保証しているので「一生食べない」までは考えていませんが、加工肉でなくてもいい場面は使いません。
普通のパック詰めの生肉に置き換えられるレシピはできるだけ置き換えるようにしています。
NGな食品②スーパーやコンビニの袋入りパン
パンにもものによっては添加物が盛りだくさんです。
しかも菓子パンは甘いクリームが挟まっていたり、油脂分が生地に大量に練りこまれていたり、添加物抜きにしても太りそうなのは予想が付きますよね。
私が菓子パンを買いたくなったときにチェックするのは3つの添加物です。
- 乳化剤
- イーストフード(イーストとは別物です)
- バター以外の油脂分(マーガリンやショートニング)
3つとも入っていないものを探すのは難しいので、菓子パンを食べたくなったときは原材料を見比べてできるだけ入っていないものを選ぶようにしています。
パンに塗るのはマーガリンじゃなく高くてもバターがいいねん。
バターの方がお高いのに意味があるのね。
朝パン派の人は毎回選別するのが大変ですし、添加物が全く入っていない袋パンは多くないので、私がおすすめしたいのがおうちパンです。
ホームベーカリーにお任せすれば添加物フリーのおいしいパンが簡単に焼けますよ。
NGな食品③調味料
調味料はおいしいから選ぶのではなく、できるだけ原材料名がシンプルなものを選んでください。
〇〇のタレ、✕✕の素、といった調味料は手軽ですが、原材料をチェックして、よくわからないものが入っているなら本当に必要かどうか検討しましょう。
ダメな添加物全部覚えなきゃダメ?
がんばると疲れるからおすすめできひん。
意識するだけでもちゃうからとにかく見てみ。
できれば調味料は「さ・し・す・せ・そ」をうまく組み合わせて味付けするのが理想的です。
さらにこの「さ・し・す・せ・そ」にも添加物が含まれているものも思いのほかたくさんあります。
詳しくなくてもいいので、裏面を見て原材料がよりシンプルなものを選ぶ方がベターです。
NGな食品④甘いお酒
カラフルなカクテル、きれいでおいしいから私も大好きです。
おうちでひとりバーをたまに開催しますが、きれいな色のものは着色料と人工甘味料がたっぷり入っているため摂りすぎないようにしています。
代わりに普段飲むのは酸化防止剤無添加のワインです。
ほかにも気を付けたいお酒は
- 糖質フリーなのに甘いお酒
- 純米酒ではない日本酒
- アルコールフリーのお酒モドキ
といったところです。
詳しく説明するとすごく長くなるからこのへんで。
なんとなく気にする程度でOK!
ちなみにアルコールも添加物と同じく解毒する必要があるため代謝の妨げになります。
お酒をたくさん飲みながらダイエットはしんどいので、例えば毎日飲む習慣のある人は週末のみにするなど、頻度や量を減らすことをおすすめします。
NGな食品⑤外食
外食は添加物が使われていても気づくことができません。
だから外食しすぎるのはリスクがある、と私は考えています。
大々的に無添加をうたっているのは、私はくら寿司くらいしか知らないので、それだけ無添加で営業できるのは特別なことなんだろう、と素人ながらに思います。
ただ外食に関しては適度にしておかないと、私は家でご飯を作るモチベーションが下がってしまいます。
座ってるだけでご飯出てきて後片付けせんでいいとか、最高やん。
料理する側にしかわからない贅沢よね。
だから私にとって外食は、日常的なものではなく、たまに楽をしたり友達とおしゃべりしたりするための娯楽だと考えています。
添加物解毒の助けになるお茶3選
添加物をゼロにするのは難しいので、その代わり添加物を解毒するための肝機能をサポートできるお茶を習慣化するのがおすすめです。
肝機能をサポートしてくれるお茶はたくさんありますが、中でも飲みやすいものを3つご紹介します。
睡眠が浅くならんようにカフェインレスのお茶だけ選んでます。
※肝臓に疾患がある方はかかりつけのお医者さんに相談の上お試しください。
肝臓と言えば【ウコン茶】
- シナモンの香りのするお茶
- ほんのり甘みがある
- 便秘改善の効果もある
二日酔いの予防で知られるウコンですが、胆汁の分泌を促して肝臓を活発にする効果もあります。
というのは建前で、ウコン茶は独特の香りがすごくいいんですよね。
一度飲んだら癖になるので、おいしいお茶を探している人にはぜひ試してほしいお茶です。
ハーブティーなら【ミルクシスル】
- アルコールや環境毒素から肝臓を守る働きがある
- 傷付いた肝臓を修復する働きがある
- 癖が少なく飲みやすい
肝臓をいたわりたいならミルクシスルがイチオシ!
味は癖がなく、ハーブティーがちょっと苦手という人にも飲みやすい味です。
種子を砕いて淹れる必要があり少し手間がかかりますが、時間の余裕があるときにティーポットで入れてゆっくり休憩しながら飲んでくださいね。
妊婦さんにおなじみ【タンポポコーヒー】
- コーヒーの香りがするお茶
- 消化不良の解消効果がある
- 利尿作用や排便効果がある
母乳の出がよくなる効果があるため、コーヒーの代わりに妊婦さんが飲むお茶として有名ですが、実は肝臓にもいいのはご存じですか?
味はコーヒーとなんとなく似ていますが、苦味があるほうじ茶、という表現が近いと思います。
肝臓強化と胆汁の分泌促進の効果があり、さらに利尿作用があるので、私はむくみが気になるときに飲んでいます。
添加物フリーの食べ物を手作りしてみよう
添加物を避けるには、自分で材料から作るのが確実です。
料理が好きな人はぜひチャレンジしてほしいおすすめメニューを3つ挙げます。
ソーセージ
加工肉はほぼほぼアウトで、高級ソーセージですら添加物が入っているものがほとんどです。
だから加工肉を自分で作れたら添加物を遠ざけることができます。
ソーセージを本格的に作るなら、塩漬けの羊腸に肉だねを詰めてゆで上げます。
腸詰のソーセージは1回しか作ったことないからレシピは省略させてもらうわ。
ただし羊腸は近所のスーパーで手軽に買えるものではないので、私がよく作るのはサランラップで代用する皮なしソーセージです。
【材料】
- 豚ミンチ…300g
- にんにく…ひとかけ(すりおろす)
- 大葉…好きなだけ(細切りに)
- あらびきコショウ…多めに
- 塩…3g
※大葉は生バジルや生パセリで置換えOK!
※お好みで好きなスパイスやレモン汁を足してもOK!
※ひき肉はお好みで(私は豚肉派)
【作り方】
- 材料を保冷剤などで冷やしながらこねる
- サランラップでソーセージの形になるように包み、さらにアルミホイルで包む
- 冷蔵庫で1時間休ませる
- 鍋で7~8分蒸す
- 鍋から上げずにお湯の中で冷めるまで放置
※肉汁が逃げないように低温で、かつ過熱しすぎないように注意
色や形が市販品ほどきれいに仕上がりませんが、これなら無添加でソーセージが食べられます。
羊腸詰めにチャレンジしたい人はこちらどうぞ~。
キャンプとかでやったら楽しそう。
マスタード
肉に合うのはマスタード!
ソーセージを作るならぜひ一緒にマスタードも作ってみませんか?
マスタードって作れるの!?
そやねん。
私も初めてレシピ見たとき同じリアクションしたわ。
粒マスタードの材料は、マスタードスパイスです。
【材料】
- イエローマスタード…30
- ブラウンマスタード…20g
- お酢…50g
- お塩…ふたつまみ
- はちみつ…小さじ1
※ブラウンの方が辛味が強いです。お好みで合計50gになるよう調整してください。
【作り方】
- 保存する瓶に沸騰したお湯をかけて水気を切っておく
- 瓶にマスタードとお酢を入れて3日放置(常温でOK)
- ふやけたらマスタードと塩、はちみつをミキサーで程よくつぶす
- 瓶に戻し、冷蔵庫で3日寝かせたら完成
※賞味期限は2週間くらい
しっかりつぶせばペースト状になりますので、お好みに仕上げてください。
私は半分くらいつぶすのが好きです。
単純に豚小間肉をゆでてマスタードをあえてもおいしいですし、マヨネーズやはちみつと混ぜてソースにしてもおいしいです。
市販のマスタードには添加物がしっかり入っていますが、自家製マスタードなら無添加なのに簡単に作れて、しかも自分好みの辛さにできます。
乾燥した状態のマスタードは日持ちしますので、食べきれる量だけを作り置けば、市販品を買わずに済みます。
パン
パンはすごく難しい、と思われていますが、ホームベーカリーがあれば材料を入れてスイッチを押すだけでOK!
自分好みの生地の配合にすれば毎朝おいしい無添加のパンが食べられます。
レシピはホームベーカリーの説明書についているものが多いので、面倒なら家族にお願いするのも簡単です。
さらに全粒粉の小麦粉を使えば血糖値の急な上昇を抑えられるので、太りにくいパンができますよ。
パンを語り出すと止まらんから別記事で解説します。
パンの材料についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
最後に~添加物は肝臓に負担がかかるから太りやすい
添加物自体にカロリーはありませんが、添加物を解毒するために本来の肝臓の働きが鈍ってしまうため太りやすくなります。
とはいえ現代社会で添加物を一切取らないのはちょっと現実的ではありませんよね。
添加物を控えるために私が気にしている食材は以下の5つです。
- ソーセージやハムなどの加工肉
- 袋入りのパン
- 調味料
- 甘いお酒
- 外食
この5つを「悪」とするのではなく、添加物が含まれているか意識的に原材料を見たり、できるだけ添加物がないものを選ぶことがゆる避けのコツです。
あえて添加物入りを選ばなくていいなら、ぜひ添加物を避けて肝臓の負担を軽減しましょう。
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