私にはまともな職歴がありません。
バイトで出会った旦那さんと結婚、その後派遣で1年ほど働き出産のため退職。
子供が小学校に上がったタイミングで始めたパートを今は続けています。
今思えば働くたびに人間関係に凹んで、一人で勝手に悩みすぎてはやめるを繰り返しています。
長続きしないから「自分は協調性もスキルもないポンコツなんだ」と働くことにコンプレックスを感じていましたが、最近になってHSPが原因の一つだと気づきました。
この記事は特に役に立つノウハウはありませんが、HSPの私が抱えるモヤモヤをはきだしました。
同じようにモヤモヤを抱えながら働く人の気持ちが少し楽になればうれしいです。
HSPの主婦がパートに出ると人間関係に悩む
HSPが一番苦しむのは、HSＰではない人と同じく人間関係なのではないかと思います。
ただしHSPではない人と違う点は、「嫌われているかも？」と考えすぎて勝手に一人で自滅してしまう点です。
肌感だと９割以上は取り越し苦労ですが、どうしても被害妄想じみた考え方をしてしまうんですよね。
常に「嫌われている？」と悩む
「特に根拠はないけど、あの人には嫌われている気がする」
私は常に「嫌われているかも」といちいち顔色をうかがう癖があります。
- 分かりやすく裏表のない人
- すごく気さくで絶対誰の悪口も言わない人
この2タイプの人以外には「嫌われているかも」という疑いを常に持っています。
失敗を繰り返すたびに「あ～また嫌われた」と心の中でひたすら考えてしまいます。
人の噂を自分のことに置き換えがち
話題が人の噂になると「自分もきっと同じように陰口を言われている」と決めつけてしまいます。
自分がいないところで変なあだ名をつけられて馬鹿にされているんだろう、とモヤモヤを隠して笑顔でやり過ごすようにしています。
でも噂になっている人をかばう器量はないので、「自分ってクズだな」と自己嫌悪に陥ることも。
誰かの言い争いが自分に向けられている気がしてしまう
職場を良くしたいという思いが強くて、言い争ってでも自分の意見を通したい人もいます。
そういう人が複数いれば、意見が対立してヒートアップするのは自然なこと、と分かってはいるんですが…
「もしかして私が何かやらかしたからこんな話になっている？」と根拠なく自分のせいかもと考えてしまいます。
勝手にヒートアップさせておけばいいところを「自分」を絡めて勝手に考えてしまうのも悪い癖です。
HSPならではの悩みが業務に影響
今働いている職場には、明らかにみんなで協力して働くことに向いていないHSPっぽい人がちらほらいます。
それでも常に人手不足な職場なので、HSPの人にも居心地がいいように工夫されています。
だからなのか私にしては珍しく、数年続いている職場です。
ですが居心地がよくても毎日余計なことを考えてしまう癖が抜けずにいます。
私に任された仕事の意味を考えすぎる
何かを任されると「なぜ自分に頼んだのか」「なぜこの仕事なのか」などひたすらモヤモヤと考え続けてしまいます。
- 重要な業務は任せられないから
- 他の業務がへたくそだから
- 誰かに嫌われたから
こんなこと考えるだけ無駄だし、時給の分働けばいい話なんですけど、割り切った考え方がなかなかできません。
こうやって根拠のない被害妄想のような思考がばれないように黙々と作業をこなしています。
業務担当をはずされるたびに理由を考える
「ここはもういいからあっちを手伝って」と言われるたびに「あれ？何かやらかしました？」と考えてしまいます。
- 知らない間にミス
- リーダー格の人に嫌われた
- 実は裏でウザがられている
優先順位を呼応慮しているのはわかっていても、こんな思考が止まりません。
もちろんこんなことを考えていると面倒がられるので、にこにこ受け流すようにしています。
仕事ができる人と比べて凹む
人それぞれに得意・不得意があって、リーダーが向く人もいればサポートが向く人もいる、とは分かっています。
それでも仕事ができる人や、みんなとうまくやっている人を見ると、同じような時給をもらっているのが申し訳なくなります。
理屈では比べることの無意味さが分かるのに、気持ちがどうしても「劣っている」ことへのコンプレックスを追いやれずにいます。
こんなことを無駄に考えてしまう自分は器が小さい、と考えて余計に沼から抜け出せなくなってしまうのも非効率なことの一つです。
HSP思考で集中できていない
業務に集中！と思っていてもHSPは常に気が散っています。
- 誰かに嫌われているかも思考
- どうでもいい音が気になる
- 人のにおいが気になる
えみぃどうやら五感が無駄に過敏らしい。
急に後ろから呼ばれてびっくりして、リアクションが恥ずかしくて一日引きずることも珍しくありません。
事務なんて任された日には、ミスをせずに一日が終わることが珍しいほどです。
「ミスをするかも」
と肩に力が入りすぎてミスをして
「ミスで嫌われた！」
と引きずっているせいで集中力が落ちてミスを重ねる繰り返しで、客観的に見たらすごくおっちょこちょいな人に映っているでしょう。
HSPの主婦がパートをうまく続ける方法
HSPの私がパートを始めてそろそろ３年が経ちます。
今回は長続きしていると思ったので、コツを3つにまとめました
居場所を見つける
パートの人間関係に固執することなく、いい意味で割り切った気持ちでいることが一つ目のコツです。
パートを始めて間もないころ、パート以外に居心地のいい場所があって、波長の合う友達ができました。
そのころWEBライターの仕事を始めて、いい感じに常に気が散った状態でした。
えみぃWEBライターはHSPに向いてる仕事として有名やねん。
今は居場所を失ってしまい、さらにWEBライターのお仕事も体調を崩して減らしたので、定期的にやめたい波が来ています。
WEBライターとは、WEB上の記事を執筆するお仕事です。
- 企業サイトのコラムの執筆
- 個人ブログの代筆
- SNS代行
と活躍の場は様々です.
人間関係に悩まされることもなく、自宅で自分のペースでできるので、コツコツ作業が苦ではないタイプのHSPさんに向いています。
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特技を生かす
HSPの人は興味のあることを突き詰めて習得するのが得意なので、特技を持っていると強みになります。
私はパートを始めたころ、自分の特技である裁縫を生かせる業務を任されました。
えみぃ職人的な立ち位置やと気が楽。
今は事務作業がメインになって、特技を生かせるどころか苦手系の業務内容になってきて転職を考えているところです。
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- HSPならではの気遣いを生かした心理カウンセラーや音楽療法の資格
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線引きする
HSPの人は共感しすぎてしまう特徴があり、そのことで振り回されてしまうのが人間関係で疲弊する原因です。
だから深入りしないように線引きする必要があります。
- 「人が足りないから手伝ってほしい」はひと月の上限を決めるなどしてほどほどに
- プライベートな時間にラインやお茶などのお付き合いは極力控える
- 家に仕事を持ち帰ったり、家で仕事のことを考えすぎない
これだけは3年間意識して続けている習慣です。
えみぃLINEはほぼ未読スルー。
家でスマホあんまり触らんってことにしてる。
正社員で責任のある立場なら許されませんが、パートは時給制なので時間外は仕事をしないことにしています。
最後に～HSPの主婦でもパートで働ける
HSPの主婦はパートに向いていないと聞きますが、実際はHSPに向いている職場を探すのが難しいというのが私の見解です。
HSPの人は
- 職場の人間関係や仕事などをプライベートな時間に引きずらないこと
- 気を使って無理に過剰出勤や残業などをしすぎないこと
- 自分の特技を生かせる職場で働くこと
がパートを続けるうえで重要になります。
特技を身に付けて活かせる仕事に出会えれば、考えすぎる癖を少しずつ軽減することができます。
働く自信がない人はまず自分磨きから始めてみませんか。
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