サンタさんは本当にいるの?
答えに困ったことはありませんか?
適当に「いるよ〜」と流してしまってもいいのですが、個人的に子供騙しがあまり好きではありません。
ゆえに私の思う「正体を明かす時期」は早ければ早いほどいい!ということです。
そんな私の考える「サンタさんとは」の答え、少し長いですがお付き合いくだされば幸いです。
サンタさんの正体は?
クリスマスシーズンが近づくと、「サンタさんは本当にいるの?」「正体は誰なの?」という質問、子供に必ず聞かれる話題ですよね。
「いるよ」と流して、本当はいないと分かったときに息子と私の関係性が崩れる気がして、私はどうしてもごまかすことができません。
私の話ですが、サンタクロースが実在しないなんて思っていなくて、5年生の時に「サンタさんはお父さん」と母に言われて、「あ、そんな仕事もしてるんだ。」と素直に考えるほどに信じていました。
おとんは転職したおしてるから
「手広くやってんな」
くらいにしか受け止めてなかった…
大人になったら笑い話ね。子供としてはショックなのかも。
ママは会ったことない!と正直に話す
小さなことでも子供に嘘はつきたくありませんので、「サンタさんは本当にいるの?」に対する私の答えは「わからない」です。
会話が普通にできるようになった時期に話していたので、おそらく3歳くらいからこの話をしています。
会ったことがないのに「いるよ」と自信を持っていうのは気が引けます。
子どもの頃朝起きたら枕元にプレゼントが置いてあるだけで、実際に挨拶はおろか、姿を見たこともないのですから。
そのことを丁寧に説明した上で、集中力が持ちそうなら、一般的なサンタクロースに関する話をします
実際のサンタさんのことについて話す
「サンタさんは本当にいるの?」と聞かれたら「会ったことはないけど知ってることはあるよ」とサンタクロースに関する豆知識を話すことにしています。
【サンタクロースはこんな人】
・フィンランドに住んでいるらしい
・フィンランドにはサンタクロース村があるらしい
・公認サンタクロースを募集しているらしい
・オーストラリアのサンタさんはサーフィンに乗って登場するらしい
・赤い服を着せたのはコカ・コーラ社の陰謀らしい
サンタクロースの由来などについて知りたい人はこちらのサイトがわかりやすいです。
こんな感じでサンタさんのことを色々話して、実際にいるかいないかは本人の判断に任せるスタンスを小さい頃からとっています。
ウィキペディアを一緒に見たり、小さいうちはクリスマスに関する絵本を一緒に読んで知識を深めるのも楽しいですね。
うちではプレゼント系を旦那さんに任せてるから
私が頑張って信じさせることはしないで成り立ってるねん。
夫婦で分担できるとスムーズね。
クリスマスはどんな日なのかを話す
クリスマスの始まりについても、集中力が持ちそうなら話すようにしました。
【クリスマスの始まり】
昔年を越せないくらい貧乏な人が年末に困っていた。
そこに通りかかった偉い人が金貨をあげようとして投げ入れたけど、その金貨が煙突から入って部屋の中の靴下に入ったのがクリスマスの始まり。
こんな風に説明しているのですが、煙突や靴下の根拠がわかりやすく、知識としても面白いと思いませんか?
「サンタさんはいるよ」と安易に言わないメリット
サンタさんは本当にいるの?という問いに対して「いるよ」と安易に答えないことで、後々「サンタさんの正体」を明かさなくてはというプレッシャーがなくなります。
「サンタさんはいない」と断言を避けておけば、変に信じ込んで後々期待を裏切られたというがっかり感を感じなくてよくなります。
上の子は3年生くらいから薄々気づき始めましたが、信じている友達や弟に正体を明かしたり、逆に正体を聞いてしょんぼりしたりもありません。
下の子は今4年生ですが、クリスマスが近づいてきた今、お手紙を書こうと考えているようです。
毎年「バレた」とか「クラスの子にばらされた」とか、そんな心配をしなくてよくなるのは大きなメリットです。
サンタさんを鼻先の人参には使いたくない
私が気をつけているのが、
「悪い子のとこにはサンタさんが来ないよ!」
という脅し文句です。
特に幼稚園児あたりにはあれすごく効き目あるんですよね。
効き目はあっても物と引き換えに大人の扱いやすいだけの子になってほしいとは思わない、というのが私の考え方です。
でも現実味のない脅し方は私と息子たちとの関係性においてはあまりしっくり来なくて、それと同じようにサンタさんの存在を脅しに使うのに違和感がありました。
各ご家庭で考え方はいろいろあると思うのですが、個人的には脅しで一時的に言うことを聞かせるのはイヤだな、と感じています。
サンタさんにプレゼントをお願いする前に
クリスマスにはサンタさんがプレゼントをくれる日というのは、正解のようで正解でない気がします。
初詣のお参りなど、まずは去年は健康に過ごせましたとお願いを叶えてくれたお礼を言いましょう、と聞いたことがあり、私としてはクリスマスもそういう考え方がいいと思いました。
私が思うクリスマスは
- 過去のプレゼントに感謝する
- 新しいものを迎えるための断捨離をする
- 手紙を書く練習をする
とこの3つについてレベルアップするイベントだと考えています。
過去のプレゼントに感謝する
去年は何をもらったんだっけ?
もらえて嬉しそうだったね。
これでたくさん遊べて楽しそうだったね。
いいものもらえて良かったね。
冬だけでなく夏でも春でも、過去にもらったクリスマスプレゼントに感謝をすることをたまにしています。
子供は脳が未熟なため記憶にムラがあります。
そのため少し話題に出してみるとそのたびに思い出して「これはサンタさんにもらったプレゼント」と記憶に定着しやすくなります。
プレゼントを開けてるとこを写真に撮って、たまに見返したら覚えやすいわね。
それな!うちは私が真っ先に忘れるタイプやねん。
壁に飾ったりプレゼントのアルバム作るのもええんちゃう?
カメラのキタムラなら、画質のいい雑誌のようなフォトブックが1冊880円~作れますよ。
新しいものを迎えるための断捨離をする
クリスマスにお願いするプレゼントが決まったら、どこにしまうかを一緒に考えてみましょう。
保管場所を確保するということは、いただいたものを大切にするという気持ちも育めます。
そのために避けて通れないのが断捨離。
小さい頃から「もう使わない」を判断できるようになると、「捨てるのがイヤだから本当に欲しいか考えよう」といういい癖が付きます。
とは言えいただいたり一時期は大切にしていたおもちゃなら、簡単に捨てるのは忍びないですよね。
こんな方法で手放すことを一緒に考えてみてはどうでしょう。
- 児童館に寄付する
- 絵本は図書館に寄付する
- 親戚やお友達に使ってもらう
- オブジェとして飾る
- 保留ボックスを作る
児童館や図書館は地域によっては寄付を受け付けていないところや、状態によっては断られることもありますので、詳しくは最寄りの施設に相談してください。
もしもメルカリなどで売るときは、
「売れるといいね」
よりも
「大切にしてくれるお友達が見つかるといいね」
がおすすめです。
断捨離のやり方の1つで、いるかいらないかが判断できないものを一時的に箱に入れてしまっておく方法です。
【保留ボックスとは?】
断捨離のやり方の1つで、いるかいらないかが判断できないものを一時的に箱に入れてしまっておく方法です。
一定期間がたって改めて本当に必要なのかを判断すると、案外執着なく処分できるものもたくさんありますし、別の使い道が見えてくる場合もあります。
子供だけでなく大人にも取り入れやすい方法なので、物がなかなか捨てられない人はぜひお試しください
メルカリが面倒な人には、Amazonと提携している買取サービス「リコマース」を利用するのがおすすめです。
ワンクリックで査定ができ、Amazonアカウントで簡単に手続きができ、段ボールに入れて送るだけで処分ができます。
不用品がAmazonのギフト券に変えられるため、節約にもつながりますよ。
お手紙を書いてみよう
ここまで踏まえた上でお手紙を書いてみると心がこもったものが書き上がるのではないでしょうか?
少なくとも
「プレゼントをください」
だけではなくなるはずです。
鏡文字でも、字が書けなくて絵だけでも、絵も難しくて謎の模様でも、サンタさんは子供の手紙を読むのが上手だから大丈夫!と励まして手紙を書き上げてみましょう。
心が折れそうならきれいな色のペンやシールを用意したり、思いを込めて手紙を書く楽しさを分かってもらえるといいですね。
親としてもこの手紙、後で見返すのが楽しみになりますので、苦手じゃなければ是非やってみましょう。
サンタさんにお願いするプレゼントは何がいい?
では実際にサンタさんにお願いするのはどんなプレゼントがいいのでしょう?
決まりなんて各ご家庭それぞれですが、うちではこんなイメージです。
クリスマス | 長く使えそうなもの |
お誕生日 | 本人が喜ぶもの |
お年玉 | 使っていい値段を決めて 自分で買うものを決めてもらう |
こどもの日 | お菓子 |
七夕 | 本人の成長に関するもの なりたい自分に近づけるもの (本など) |
理由付けがあって考えがブレなければなんでもいいと思います。
毎回この通りにしなくてもOKの緩めのルールですが、ざっくり決めておけば何にしようか困ったときに役立ちますよ
密かに落とし玉は無駄使いがテーマ。
しょうもないもん買って後悔してお金の大切さを思い知ってほしいねん。
無駄使いするって経験は無駄じゃないものね。
まとめ
クリスマスはいい子の所にサンタさんがプレゼントを配りに来る日。
ざっくり説明すればそれで間違いではないのですが、「ものがもらえる」が主になるのはちょっと違う気がします。
・大人は「悪い子にはサンタさん来ないよ」という言葉を使わない
・子供に「サンタさんはいるよ」と適当なことは言わない
・サンタさんを信じるかどうかは子どもにゆだねる
私の考え方はこんな風です。
クリスマスが「何か狙いのあるもの」ではなく、節分やバレンタインのようなイベントとしての楽しみ方ができればいいな、と個人的に感じています。
ぜひ親子で素敵な思い出を作ってくださいね。
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