子供ができて私が一番頑張ったといっても過言ではないのが「コミュニケーション」です。
なにせ人見知りだし、差しさわりのない会話なんてできないし、もともと趣味が合う人と深く狭く付き合うタイプだし…
そんな私でもなんとなくママ友ができて、なんとなく小学校に上がるまでをやり過ごすことができました。
コミュニケーション能力が低い私がしたことは
- 話しかけやすい印象をかもし出すこと
- 会話のパターンをインプットすること
- 回数を重ねて浅く広くお付き合いをすること
の3つです。
私と同じように「人見知りだから公園デビューが不安…」という人の背中を押せたら幸いです。
【人見知りでもOKなママ友の作り方】印象UPで話しかけられやすく
「人見知りだから話しかける勇気がない」
「なんて話しかけていいかわからない」
そんな人におすすめなのが、話かけやすい印象を心がけること。
名付けて
話しかけられ待ち作戦!
逆転の発想ね。
印象UP術①表情を柔らかくする
一番簡単に印象をよくする方法は、にこにこしてあいさつすることです。
「友達作らなきゃ」とギラギラしたり、疲れて余裕がない表情だと話しかけづらいですよね。
公園なんて何回でも行けるから焦らんでOK。
余裕の表情で挑もう!
肩に力が入りすぎるのも良くないわよね。
印象UP術②回数を重ねる
一度にたくさん話をするよりも、挨拶だけでもいいので回数を重ねる方が好印象です。
そのためにやることは、ちょこちょこ外出すること。
私も公園や支援センター、児童館やお店のキッズスペースなど、子供が集まるスペースに頻繁に顔を出しました。
そこでにこにこしながら挨拶をしておくと、そのうち同じ人に何度か会うようになります。
にこにこしながら
「前もお会いしましたよね?」
でOK!
印象UP術③子供中心に考える
人見知りだから何を話していいかわからない私でも、自分の子供には人見知りしません。
自分の子供と話しているうちに、よその子供が混ざってきて、なんとなくかまっているうちにその子のママとなんとなく挨拶して…
そんな流れで話ができるようになった場面も少なくはありません。
自分の子供にやさしくしてくれる人に悪い印象は持たないですよね。
印象UP術④過度に子供を叱らない
子供に怒鳴ったり、ずっと叱ったりしている人、ちょっと怖くないですか?
もちろん叱るべき場面はあると思うのですが、特に声を荒げなくていいことは穏やかに。
「喧嘩しちゃいけません!」
と怒鳴るよりも
「仲よく遊ぼうね」
などの肯定文を使うと叱る場面が減りますよ。
印象UP術⑤奇抜な恰好をしない
人は見た目が大事!
例えば私はママ友としてお話するなら、こんな人はちょっと嫌煙してしまいます。
【私が話しかけにくい恰好の人】
・露出度が高い
・ハイブランド
・派手すぎるファッション
・清潔感のない見た目
うちはすぐ汚す系の男子やから、きれいな服着てる人は緊張する…
会話してみたらいい人だったパターンは何度も経験していますが、それはコミュニケーション能力が高い人の場合ですよね。
話しかけるのが苦手なら、話しかけにくい恰好はやめておいた方が有利といえます。
話しかけられたとしても、うまく返事をする自信がない。
会話のキャッチボールがうまくできない。
そんな人はこの本を読んでぜひ予習してください。
「こんな時にはこう返事しよう!」という具体例がたっぷり載っているので、シミュレーションしておけば会話に自信が持てますよ。
【コミュ障でもOKなママ友の作り方】返事に困らない会話のきっかけ
コミュ障には自己主張ができない人と自己主張しすぎる人の2パターンが存在します。
いずれも相手を意識した会話が苦手なので、コミュニケーションがうまい人の会話パターンを覚えてマネするのがおすすめです。
まず相手が返事に困らない会話のきっかけを作って、会話することから始めましょう。
返事に困らない会話のきっかけ①お天気の話
会話の基本といわれるのがお天気の話です。
「今日は○○ですよね」
まずこれだけでOK!
冬なら「寒いですね」とか。
「雨降ってますね」とかも使えるで。
老若男女使える話題よね。
あとは相手が広げてくれることが多いので、この時に会話パターンをたくさん覚えてマネをすれば少しずつお天気の話がうまくなります。
返事に困らない会話のきっかけ②の子供の悩み
ママ友なので「子供がいる」という共通点がありますよね。
特に小さいうちは悩みが絶えないので、会話にするにはうってつけのネタになります。
【子供の悩みで会話に発展しやすい内容】
・予防接種打った?
・お誕生日のおすすめある?
・好き嫌いがあって困ってる。
ママ同士の会話であれば、盛り上がること間違いなしの会話になるのではないでしょうか。
難しく考えんでも、その時困ってることでOK!
できるだけ会話の内容を覚えておいて、次会ったときに報告のようなものができればまた会話がはずみますよね。
私は公園で仲良くなってもあえて名前を聞きません。
簡単に覚えられないですし、だからと言って何度も名前を聞き直したり、名前を間違ったりは失礼ですよね。
名前を聞くなら何度か会ってから、自分がもう少し仲よくしたいと思ったときに「今日は覚える!」と気合を入れて聞きます。
名前を聞いたらできるだけ会話の中で名前を呼ぶようにして、聞いたその日にインプットします。
確かに、初めましてで5人くらい一気に聞いちゃうとテレコで覚えちゃう。
名前の由来聞いてエピソードと一緒に覚えると忘れにくいで!
名前を聞くならしっかり覚えるつもりで聞きましょう。
返事に困らない会話のきっかけ③地元情報
私は地元にあまり詳しくなくて、おすすめを誰かに聞きたいと思う場面がたくさんありました。
小児科や子供OKのカフェなど、ネットではなく生の声を聴きたいときにたまたま公園にいた人に教えてもらったことも少なくありません。
その場の会話が弾むだけでなく、地元情報に詳しくなっておけば、別のシーンでの会話に応用できるかもしれません。
小さいころから住んでる人とかはずっと地元の話してまう。
幼稚園とか小学校の話も聞きたいわよね。
ママ友を作るためにやってはいけないNG行動
ママ友を作りたいと思っても、距離感を間違ってはいけません。
気が合わないと思っても引き返しにくくならないように、距離を詰めるのはゆっくり慎重に!
特定のグループに居たい
って焦りは一回捨てよう。
相手を知る前に踏み込みすぎないように、やってはいけないNG行動は以下の通り。
【距離を間違わないためにやってはいけないNG行動】
・連絡先の交換を焦らない
・家に上がらない
・年齢や年収などのプライベートなことを聞かない
・兄弟は?と聞かない
・場にいない人の悪口を言わない
では一つずつ詳しく解説します。
連絡先の交換を焦らない
仲良くなる前から連絡先の交換をすると、悪い展開が2パターン予想できます。
- 用事がないから遠慮して連絡しにくい
- 頻繁に連絡しすぎて(されすぎて)嫌われる(疲れる)
気が合わなかったときは回避しにくくなりますし、交換だけして用事がないから連絡できない、なんてことも。
連絡先を交換するならお互いのことをよくわかった上で、連絡する必要ができたタイミングで交換する方が人見知りさんにはおすすめです。
今は引っ越してきたタイミングでライン交換したお隣さんに手を焼いてるとこ。
お隣さんとの人間関係も難しいわよね。
仲良くなる前に役員などでラインの交換をするなら、相手のことも考えるとお互いが負担になりません。
家に上がらない
一番距離を詰める原因になるのが、家に上がる、もしくは招く行為です。
「ちょっと上がってく?」
という誘いをうまく断れるくらいの関係性になるまでは、家に上がる・招くは遠慮しておいた方が、人見知りさんにはおすすめです。
手土産の好みがわかるくらいまでは引っ張る派。
特に同じマンションやすごくご近所なら、一度家に上がる・招くをしてしまうと後々上手に距離を置くのが難しくなります。
年齢・年収を聞かない
人によっては不快に思われるのが歳やお金の話です。
特にコンプレックスを感じている人からすると、聞かれるだけで嫌な気持ちになることも。
聞いたところで得はしないですし、仲良くなる前から無理に聞く必要はないですよね。
エチケットとしてもあまり褒められた話題ではないので、むやみに歳やお金のことを聞くのはやめましょう。
兄弟関係について聞かない
ママ特有ですが、「兄弟いるの?」「2人目は考えてる?」などの話題が地雷になることもあります。
兄弟がいる場合は、会話のきっかけができて距離をうまく縮めるきっかけになりうるでしょう。
ですがママになると二人目不妊という厄介な悩みを持っている人が思いのほか多くいます。
会ったばっかりの人に嫌なこと聞かれるんって嫌やん?
会話の中で自然に兄弟の話になる分には仕方ないと思いますが、ダイレクトに兄弟がいるかの確認は仲良くなってからにしておきましょう。
場にいない人の悪口を言わない
悪口って盛り上がるんですよね。
距離を縮めるのにすごく手っ取り早いテクニックですよね。
でも悪口を言う人と話すと、自分がいないときに自分の悪口も言われてるのでは?と考えたことありませんか?
楽しいのはその場だけやな。
悪口しか話題がない人間関係って疲れちゃう。
気を許した友達にたまに言う分にはスパイスになって楽しいですが、ほどほどにしておきましょう。
ママ友と友達は違うことを分かっておく
そもそもママ友とは、今まで築いてきた友人関係とはちょっと違います。
子供を介してのつながりなので、必ずしも友情だけで結びついているわけではなく、少なからずの「お付き合い」があると認識しておきましょう。
薄いつながりのママ友とたくさんつながると、そのうち子供抜きにしても本当に気の合う友達が数人できました。
子供がきっかけではあるものの、ママ友ではなく友達として付き合える人を探せるのが、ママ友との付き合いに悩む時期のメリットです。
子供が大きくなると子供きっかけがなくなってまうから、今のうちにいっぱい縁作っとこ。
最後に~ママ友は広く浅くが基本
ママ友は子供を介して知り合う人間関係で、今まで経験してきた人間関係とは違うものでした。
- 印象を良くして話しかけられやすくする
- 返事に困らない話題を振る
- 会話パターンをたくさんインプットして次に生かす
- どんな人かわかる前から距離を詰めすぎない
- 薄いつながりをたくさん作れば、本当に気の合う人を見つけやすい
ママ友は子供を介した特殊な人間関係なので、最初からうまくいくわけではありません。
今まで話したことのないタイプの人とも話す機会がたくさんめぐってくるので、修行のような気持ちで取り組むのも一つの考え方だと思います。
もしも今ママ友ができるか悩んでいたり、何を話していいのかわからない人は、今後どんな人とも人間関係をスムーズにこなすための勉強と考えて前向きに取り組んでみてください。
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