PTA役員はうざい?メリットは?モンペに絡まれた私の体験談

PTA役員ってネットで検索するとしんどいエピソードがわんさかでてくるけど、そんなに大変なの？

PTA役員を2度やりましたが、1度目は濃い体験談になったものの、2度目に至っては会議の出席1回、パイプ椅子の片付け2回で1年の活動が終わりました。

PTA活動の大半がこんなあっけないもののようです。

…で終わると記事にならないので、1度目の濃い体験談をベースに、うざいPTAの話をまとめます。

PTA役員はうざいの？

PTA役員がうざいかどうかは、当たり前ですがPTAにうざい人がいるかどうかです。

世間でもPTAに関するトラブルが噂になっていますが、レアケースが悪目立ちしているだけで平和に任期を終えることが大半な気がします。

うざい人がいたらどうする？

PTAで痛い保護者にうざいことをされるなんて都市伝説だと思っていました。

だって子供を育てているんだから、ある程度精神的に成熟した大人なはず。

でも残念な保護者は一定数いて、同じ学年の人なら注意するものの、他の学年の保護者は知らない人が多くノーマークなんですよね。

実際に私も、1学年下では有名なモンペ「Aさん」とうっかり仲良くなってしまいました。

私の場合はこのAさんを中心に類は友を呼ぶ理論のせいなのかどんどんうざい人が現れ、結果面倒な1年になりました。

うざがられないためにはどうする？

逆に自分がうざがられるパターンもないとは言い切れません。

うざがられないために必要なことは1つだけ、他の保護者と熱量を合わせること！

自分だけ張り切ってしまったり、自分だけが極端に楽をしようとしたりするのがうざがられる原因です。

PTAはお給料が発生するお仕事ではありません。

子供の保護者として恥ずかしくないレベルの任務をこなすことが重要なので、完成度よりもメンバーと足並みを揃えることを意識しましょう。

もしも連絡係に選ばれたら、うざがられずにLINEグループで連絡を回すテクニックについてまとめました。

PTA役員で「いるいる」なうざい人種

具体的にPTAによくいる「うざいママ」は大きく分けて3種類います。

・アツくてウザい松岡修造系
・誰でも気軽に友達！なパリピ系
・隙あらば脱出を目論む脱獄系

アツくてウザい松岡修造系

アツいのはいいと思います。

でも仕事でもないのに周りの人に熱くなることを強要していいのは松岡修造だけだと私は思います。

みんな子供・仕事・生活など優先しているものは違って、PTA活動にどこまで熱を入れるかなんてその人次第ですもんね。

「私の力で学校環境を変えてやるんだ！」なんてみんな夢中になれるわけではないため、どうか熱くなるならお一人で…

誰でも気軽に友達！なパリピ系

PTAって仲良し大会じゃないんですよね。

私の学校ではその昔、紙のお手紙を部長さんがポストに届けてたのを簡略化するためグループLINEを利用しよう、と言う趣旨でグループLINEができました。

グループLINEだからはしゃいでいいと思っちゃうママがたまにいます。

PTAでのグループLINEは基本的に連絡網としてのグループなので、そこでキャッキャはしゃぐのはちょっとしんどいですね。

隙あらば脱出を目論む脱獄系

たまに意地でもPTAやりたくないママがいるんですよね。

私の時にも

「おじいちゃんが亡くなった」

「おばあちゃんが入院した」

「子供が轢かれた」

と集まりのたびに嘘みたいな言い訳で欠席し、最終的に

「癌になったので入院します」と。

1週間後の運動会を元気そうに観覧していたので、数日で癌が完治したんですかね、とみんなにネタにされていました。

子供に悪い影響が出るかもしれないので、どうしても辞退したいならもうちょっと頭を使いましょう。

PTAT役員はうざい?メリットはあるの？

PTAで面倒な思いをしたものの、やってみるとメリットもありました。

しょっちゅう参加日化

私が所属していた広報部は学校の広報誌を作るための活動をしていました。

取材という名目で普段の授業風景を観察できたり、運動会もトラック内に入って写真が撮れたり、私としてはおいしい思いができました。

コミュ障でも友だちを作れるかも

他の部に比べて私の所属していた広報部は活動量が多く、モンペのAさんもいたため大変でした。

ですがその分個人攻撃をされないようにと同学年のメンバーと固まって協力ができたので、1年の間にかなり仲良くなれました。

気を遣わずに参観の時などに話しかけられたり、ちょっとした立ち話ができたり、飲み会をしたりしました。

子どもを介さないお友達が増えるのは、友達が少ない私には大きな財産になりました。

PTAでは事務的なお付き合い、とは考えていましたが、気を許せるお友達ができたのは他でもないAさんのおかげです。

PTAT役員はうざい?私の体験したトラブル

今振り返ると賑やかな1年間を過ごしたな、とネタにできるいい思い出になりました。

良かれと思って副部長を買って出る

1つ下の学年にいたモンペAさんはくじ引きで部長に選ばれました。

副部長に選ばれた人は最初から現れず、集まりがあるたびに嘘みたいな用事を言い訳にしてバックれました。

Aさんは最初、人当たりのいい愛嬌のある人に見えて、副部長がいないことに困っていました。

その年は幼稚園で会長に選ばれてしまいパートを始めるのを諦めて、忙しいついでに「私でよければ」と買って出ることにしました。

そばでAさんの話を聞いていると、急に日本語を勘違いして激情したり、自分の思いどうりにならないとキレたり、人の立場や考え方を無視したり、ちょっとやばい人だと気づきました。

自分カラーに染めたがる

Aさんはどうやら自分の思い描いた理想があるようです。

その理想とはちがうものを提出すると「やり直し」を命じられました。

仕事や家事や子供のことで忙しい主婦にとって、この慣れない作業のやり直しは労働としても精神的にもかなり負担が大きかったです。

私も提出した記事を、クソだっさい記事にスマホアプリで勝手に修正されました。

モンスターが増殖する

そのうちに他のメンバーもAさんがやばい人であることに気づきました。

読解力が低いため私もよく噛み付かれて、私が送ったラインの文章を勝手に「文句を言っている」と激情するのが日常茶飯事でした。

急に電話で愚痴を聞かせされたり、ほぼ説明もなく無茶振りでパシリのようなことをさせられたり、本当にキリがなかったです。

2つ上の学年にいた正義感の強いBさんがAさんのことを許せなかったらしく、しょっちゅうグループラインでバチバチやっていました。

かと思えばPTAの担当だった女性の教頭先生としょっちゅうケンカになり、後で謝りに行く場に同伴させられることも。

AさんもBさんも教頭先生も、それぞれ自分勝手に理不尽なことを言っているのは明らかなので、半年くらいで扱いにもなれてちょっと面白くなってきたくらいです。

モンペの対処は感情的にならないことです。

詳しくは【モンスターペアレントと距離を置く方法】の記事で解説しています。

PTAT役員はうざい?トラブル回避法は？

PTAでトラブルに巻き込まれないためには、長に選ばれた人の指示を聞いて、仲間で固まってやり過ごすことです。

出る杭は打たれるので出っ張らないように気を付けて、足並みを合わせて自分に振られた作業を淡々とこなすのが無難です。

「〇年前はこうだった！」って言われるのはうざい

私が経験した中でトラブルを起こす要因になったのは、過去にPTAの経験がある人の口出しです。

「○年前の××さんが部長だったときはもっとこうしてた！」

という意見が少なからず出てくるんですよね。

言っている本人は良かれと思って言っていても、ありがたがられることはなく、うざがられる原因になることをわかっておきましょう。

意見を求められての発言なら問題ありませんが、過去のやり方や先人の考え方を現在のメンバーに押し付けるのは親切な行為とは言えません。

学校やPTAをよくしたいと思うならウザがられる覚悟を

もっとこんな風に運用したらいいのにとか、こんなやり方は間違っているとか、そんな意見も出てくるかもしれません。

意見をするのはいいことですし、後の人のために改善案を出すのも素敵なことです。

でもやるからにはある程度の面倒に巻き込まれる覚悟は必要です。

あまりに人間関係ががちゃがちゃしすぎて、年度末のアンケートに辛辣で真っ当な意見を書いた人がいて、それをきっかけにモンペAさんと教頭先生がまたケンカになりました。

Aさんも最初は「これは教頭先生にちゃんと反省して検討してもらわないと」と言っていたのに、収拾がつかなくなるとまっとうな意見を言った人を悪者にして「ひどいこと言いますよね」と手のひらを返してなんとなく場をおさめました。

何か事を起こそうとすると、気づかないうちに敵や争いを作ってしまうことを覚悟しておきましょう。

まとめ

PTAを無難にやり過ごすための方法は

• 周りの保護者と足並みや熱量を揃える
• 全員参加のグループLINEではしゃぎすぎない
• 目立った意見を言うときは巻き込まれる覚悟で

とはいえ平和主義の人が集まってゆるく1年を終えるパターンが大半だと思うので、心配しすぎなくていいと思います。

子供を介さないでお付き合いができるお友達ができるかもしれないし、一般の保護者が見れないような子供の姿を見れることがあるかもしれません。

私にとってPTA役員は、悪いことばかりではないいい経験でした。

同じく役員系でマンションの管理理事で楽をする方法はこちらの記事を。