赤ちゃんができて、激務だと感じることの1つに寝かしつけが上がって来るのではないでしょうか。
子供が勝手に寝てくれたら、その間にいろんなことができるのに。
寝かしつけを上手にやめれるものならやめたいと考えているママさんもきっと多いのでなはいでしょうか。
私が寝かしつけをやめた方法やいい聞かせ方について解説します。
Contents
赤ちゃんが勝手に寝るのはいつから?我が家の場合

長男も次男も2歳になるころに、寝かしつけるのをやめました。
長男に至っては3歳くらいで1人の部屋で寝ることを覚えました。
息子たちは寝るのが得意だったようで、一般的には早い方のようです。
はいはいやつかまり立ち、離乳食なんかと違って、寝かしつけをやめて1人で勝手に寝てもらうのに目標とする時期はありません。
これは個体差や性格によって、寝付くのがうまかったり、寝る前の不安を感じにくっかったりするためではないでしょうか。
赤ちゃん自身は1人で寝れなくて困ることはなく、親が大変で困るイメージですね。


赤ちゃんが勝手に寝るのはいつから?寝かしつけをやめるコツ

寝かしつけをやめるには、親子ともに覚悟をすることが必要です。
なんとなく周りがやっているからうちもそろそろ?
くらいの気持ちで取り組むと失敗します。
本人が納得してからトライ
1人で寝る理由を自分なりに考えて本人に話しました。
- 子供部屋ができたので、子供部屋で寝てみてはどうか
- 私が自分の時間を作りたいから(寝落ち防止)
- そろそろ1人でも寝れるんじゃないか
- 子供の寝相が悪くてゆっくり寝られない
子供が納得する理由ではなく、愚痴っぽくならないように気をつけながら自分の願望を中心に伝えました。
本音を包み隠して説得のための建前を話すのは誠実ではないと考えたので。

泣いても駆け寄らない覚悟をする
寝かしつけをやめようとしているときに一番やってはならないのが、子供が泣いてしまった時に駆け寄ることです。
子供は賢いので、「泣く」→「ママ来る」という構図をすぐに覚えます。
泣いたらママが来てくれると覚えてしまうと計画としてはアウトなので、泣いたとしても子供のところに行かない覚悟をしておきます。
同時に兄弟やパートナーなど、家族の理解を得ておきましょう。


泣いたらママが駆け寄る、の代わりにこんな方法で手を打ってみるのはいかがでしょうか。
- 泣いて泣き止んでから様子を見にいく
- 毎日時間を決めて見に行く
- ママ以外の人が様子を見に行く
これをママだけでしようとするのは大変なので、まずは夫婦で作戦会議をしっかりしておくことをお勧めします。
中止することも選択肢に入れておく
たとえば毎日泣かれて、それを放置し続けるのは心が痛いですよね。
一時的な解決策としては、寝室に移動して最初の5分だけ一緒にいる、などの時間制限を設けること。
最初は5分、慣れたら3分、それも慣れたら電気を消してお休みをしたら離れる、といった段階を踏んでのトライもいいかもしれません。
ただし5分と決めたらちゃんと5分で終わりにすることが重要です。
この5分が無理だったり、「泣く」→「駆け寄る」の代わりにやった方法もうまくいかなかったら、まだタイミング的に早いのかもしれません。
人には得意・不得意があり、たまたま寝付くのが不得意だっただけなので、人と比べて遅いとか早いとかはやめておきましょう。
無理に急ぐことはないので、数日試してみてうまくいかなければ一旦中止して、次のタイミングを待ちましょう。
睡眠の重要性

子供にとって睡眠はとても大事、なのは言うまでもありませんよね。
寝かしつけとは体内時計の設定を変える手伝い
そもそも寝かしつけとは、25時間計算してしまう体内時計を24時間計算に修正するためのお手伝いです。
寝かしつけの方法に関しては、こちらの記事で紹介しています。
-
【赤ちゃんの寝かしつけのコツ】私が使っていた方法10選!
小さいお子様がいるご家庭のママさん、寝かしつけは順調ですか? 寝かしつけと言えば、子供が生まれて苦労することベスト3に入るんじゃないでしょうか? うちの息子は寝付きがよく、寝るのが得意なタイプでしたが ...
続きを見る
25時間から24時間に体内時計の修正ができて、心配事がなくなれば、夜寝付くのが劇的にうまくなります。
そのために必要なのが規則正しい生活です。
朝起きて朝日を浴び、決まった時間にご飯、昼寝は月齢にあった時間のに調整し、夜決まった時間に寝る
というのが理想ですが、最初からうまく行くわけではありません。
- 昼寝させすぎちゃった!
- ご飯をちゃんと食べてくれない。
などと減点方式で考えるのではなく、
- 決まった時間にご飯を用意できた!
- ちゃんと朝起きれた!
など、ハードル低めの加点方式でモチベーションを上げましょう。
「ポイント達成したら自分にご褒美」
方式にしたら楽しいで!

ここでもよその子や兄弟間で比べるのは厳禁です。
「寝る子は育つ」のは本当
夜寝ると寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。
癒しホルモンのオキシトシンも分泌されて、キレにくいおだやかな子に育つ、と言われています。
この話、私は以下のように噛み砕いて1歳から話していました。
体の中に成長ホルモンのほるおくんともんこちゃんが住んでいます。
ほるおくんともんこちゃんは体を大きくするのがおしごとです。
今日つめを長くしようかな?
それとも背を伸ばしちゃおうかな?
ほるおくんともんこちゃんのおしごとは夜の12時から始まります。
ほるおくんともんこちゃんは実はとっても恥ずかしがり屋さん。
だからぐっすり眠っている時じゃないと出てきておしごとができません。
「あれれ?そろそろおしごとしたいのに、まだおめめが開いているよ?」
「おやおやこまったな、今日は足を伸ばそうと思っていたのに。」
ほるおくんともんこちゃんはおしごとが大好きなので、おしごとができない日はがっかりいらいらしてしまいます。
とまあこんな内容を飽きないようにアレンジをしながら、寝る前のお話として話していました。
子供は直接叱るより、誰かを助けたいとか力になりたいと思わせた方が協力してくれます。


「寝ないと大きくなれないんだよ!」
と根拠を伝えず脅すよりは効果があるはずなので、ぜひこんな風に話してみてください。
赤ちゃんが勝手に寝るのはいつから?〜まとめ
「赤ちゃんが勝手に寝るのはいつから?」
という疑問に対して私は
「個体差や得意・不得意があるので一概には言えない。」
と答えたいです。
寝かしつけを止めるためにまずすることは
- 泣いても駆け寄らない覚悟を決める
- 寝かしつけをやめたい理由を話して本人に納得してもらう
- 無理そうなら中止することも視野に入れて始める
の3つです。
子供が頑張るというよりは、親が協力して頑張れるかによって成功率が左右されます。
寝かしつけを辞めるには「世話がひとつ減る」ではなく「1人でできることが1つ増えたらうれしい」と前向きに取り組みたいですね。