月曜断食を始める前に好転反応などの不調が心配な人や、月曜断食中に不調を感じる人は少なくはないようです。
今まで4週の月曜断食を成功させているから今回も大丈夫!
と思っていた私ですが、今回は体調がすぐれず、途中で断念することにしました。
途中でやめたらリバウンドが心配…
どんな不調を感じるのか心配…
など、心配でなかなか開始したり中断したりができない人にとって、1つの事例をして読んでいただければ幸いです。
月曜断食を断念しました
月曜断食はかれこれ4度目。
私はパンを家で焼くのが趣味で朝パンを食べずにいられないので、いつも4週だけ頑張ってやめています。
今回は慣れてきたから8週頑張ろう!
って思ってたのに…
月曜断食1周目
2月3日(月曜日)59.4㎏
仕事中に激しく頭痛があり、「ああ早速好転反応か」くらいにやり過ごしました。
帰宅後寒気が我慢できなくて小型のヒーターを買いました。
そのほかは順調で、本に忠実に丁寧に料理をしたり、夜日付が変わる前に寝たりいいスタートを切りました。
月曜断食2周目
2月14日(月曜日)56.5㎏(1週間でー2.9㎏)
サクッと体重が落ちたので欲が出て、この週は食事に「脂肪燃焼スープ」を取り入れて実験することに。
【脂肪燃焼スープとは?】
病院でも使われているダイエット法です。
キャベツ、セロリ、パプリカ、玉ねぎをトマト缶で煮るだけで簡単につくれます。
この脂肪燃焼スープを1週間摂ることでダイエット効果が期待できます。
本当は日にちごとにスープとあわせて食べるものが決まっているのですが、様子を見るために食事の半分をこの脂肪燃焼スープに置き換えました。
2週目前半は空腹もさほど気にならず調子が良かったのですが、金曜日あたりから眠気などの不調がじわじわ出始めました。
月曜断食3週目
2月21日(月曜日)55.4㎏(一週間でー1.1㎏)
思ったより落ちてないのは、2週目に結婚記念日があって食べ過ぎたからだと思い当たる部分がありました。
3週目で取り返せばいい、とそう思っていました。
月曜日の不食日、空腹には慣れて仕事を余裕でこなし、夕方は子供の習い事の送迎ついでに買い出し。
でも自転車をこいでいたらなんだか力が入らない…
チャリこぎながら、「今すぐここで寝たい」って思ったくらい。
翌日の火曜日、フルーツ入りヨーグルトを食べても元気が出ないし、お昼ご飯を食べても回復しないし、何とも言えない不快感が我慢できなくなりました。
お昼寝しても眠いし、限界を感じて中断することに決めました。
私の月曜断食のやめ方
21日(月曜日)に不調がピークになり、その日は食べるのを我慢して蜂蜜を1さじ舐めてこらえました。
翌22日(火曜日)は回復食を中心にこぶし2個分の量を守りながら食べました。
【私が回復食に食べたもの】
朝:フルーツとヨーグルト
昼:ブロッコリーと大根のスープ、納豆
夜:蒸し野菜(キャベツ、カリフラワー、ニンジン)と味噌汁(玉ねぎ、豆腐、わかめ)
「ここで不調がなくなったら続行しよう」と思っていたのですが、不快感が収まらず、この日断念を決めました。
※回復食については【月曜断食】良食日に作りたい!目的別体に優しいスープレシピ10選をご参考に!
23日(水曜日)以降は、良食日メニューを忠実に守りつつ、こぶし2個分の量を守って金曜日まで過ごしました。
念のためここで、良食日に少しならOKとされているカフェインとお酒を控えました。
月曜断食断念に至った3週目の症状
月曜断食を断念することとなった原因の不調はおもに3つ。
・眠気
・寒気
・脱力感
もしかしたら激しめの好転反応だったのかもしれませんが、こういった症状に不慣れだったのもあり耐えられませんでした。
ひたすら眠い
2週目の途中から眠気に勝てなくなりました。
もともと夜型で、月曜断食開始前は夜中3時くらいまでパソコンで作業が当たり前の生活を送っていました。
ですが2週目が終わるころには夕方に起きているのがつらくなって、夜ごはんを片付け終えるころにはさっさと布団に入っていました。
それだけたくさん寝ても昼間も眠いし、夕方には起きているのがつらいほどでした。
寒気がする
初日にすごく寒気がしてヒーターを衝動買いしたくらいなのですが、食べないことでカロリーが燃えないからだと言い聞かせて我慢しました。
ですが2週目の後半からは眠気がひどかったのも手伝って、布団から出たくない、布団に入りたいという欲が抑えられないほどでした。
もしかするとこの時期に外気温が低かったのが原因かもしれないので、寒気と月曜断食に因果関係があるかはわかりません。
元気が出ない
普段から「あれもしたいしこれもしたい!」とやりたいことに追われるタイプなのですが、急に元気がなくなって動くのが嫌になりました。
心は動きたい欲求があるのですが、体がガス欠を起こしているようなイメージです。
空腹感がさほどないのに「ガス欠」な感じに違和感があり、不快に感じました。
月曜断食を断念するに至った失敗の原因を考察
過去に3回はちゃんと4週やり切ったのに、今回断念するほどの不調が出た原因を考えてみました。
考察①脂肪燃焼スープとの併用
いつもやってないのに今回やったことといえば「脂肪燃焼スープ」との併用です。
関係あるのかないのかはわかりませんが、特別にやったことといえばこれくらい。
月曜断食も脂肪燃焼スープも慣れている方法だったのですが、素人が掛け合わせるのはもしかしたら危険なのかもしれません。
考察②準備をしなかったから
いつも私が開始前にする準備は3つあります。
・食べないためのイメージトレーニング
・舌を高級仕様にする
・食べ過ぎをやめて普通の食事量に調整する
高いチョコレートとか食べて、お手軽に買えるやつ食べたらんって思い込むことにしてるねん。
いつもこの準備に手間取るので、意志の弱い私は準備に数か月かかってしまうこともざらなんですよね…
今回はというと、なんとなく「明日から行ける気がする」なんて適当に始めてしまったのがよくなかったのかもしれません。
考察③開始前からのギャップ
月曜断食を開始する前、クリスマスから正月にかけて普段よりも暴飲暴食してしまい、1か月1キロペースで体重が増えていました。
毎年クリスマスから体重がめっちゃ増えるねん…
体が重いし食べるとしんどいし、頭痛も慢性的になりつつありました。
月曜断食と真逆の体の状態から急に断食をしてしまったギャップから、もしかするとうまくいかなかったのかもしれません。
月曜断食断念後の体重変化
最後の不食日となった21日(月曜日)の体重が55.4㎏、翌日は54.9㎏とじわじわ体重は落ちました。
金曜日がMaxで54.5㎏まで落ちたのも一時的で、8日(月曜日)には55.5㎏まで体重が戻ってしまいました。
いつもは4週頑張って半年~1年ほど体重が増えにくくなるのですが、今回は戻るのが早そうです。
やはり月曜断食は、本にも書かれている通り4週でワンセットなのかもしれません。
週1日の断食を3~4週行うことで、3日間断食したのと同じように、体質を根本から変え行くことが可能になります。
月曜断食(関口 賢 著)より引用
月曜断食を4週でやめるとどうなるのかについてはこちらの記事にまとめています。
月曜断食断念後の体調の変化
今回月曜断食をしようと決めたときに出ていた症状は以下の通り。
- 頭痛(特に生理前はひどめ)
- 夜寝られず日中眠い
- 食べた後に横にならないとしんどい
- 食欲がおかしい
- 太り方が異常
今回は月曜断食を2週目までしか頑張れませんでしたが、頭痛も落ち着き、夜も12時までに寝られる日が増えました。
さらに月曜断食3週目では寒気と眠気とだるさが我慢できませんでしたが、ゆっくり普通の食事に戻したらこの症状はなくなりました。
結果的に月曜断食前の不調も、月曜断食中の不調も、今は感じなくなりました。
月曜断食だけにスポットを当てると失敗ではありますが、開始前の頭痛などの体調不良は改善することができたので目標を一つ達成することができました。
最後に~不摂生による体調不良には断食がおすすめ
月曜断食をはじめとするファスティングは、本来ダイエットのためではなく胃腸を休めてパフォーマンスを上げるためのものです。
開始前にたくさん食べすぎている人は特に、好転反応と呼ばれる頭痛やめまいなどの不調が出ることがあります。
今回は頭痛やめまい以外にも違和感があって中断することにしましたが、回復食中心に食事を戻し、ゆっくりと普通の食生活に戻しました。
月曜断食(関口 賢 著)では体質改善までに週1回の断食を3~4週続けるように勧められていますが、どうか無理のない範囲で行ってください。
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[…] 詳しくは月曜断食を断念しました。失敗した理由と3週目に出た症状とは?にまとめています。 […]